Voice 留学体験談
【高校留学】将来の夢を叶えるための高校留学
知里さん
PROFILE
ご職業 | 高校生 |
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国・都市 | ニュージーランド、オークランド |
期間 | 48週間(2024年1月) |
学校 | パクランガ高校 |
参加プラン | ニュージーランド1年間高校留学 |
留学を決めた理由
私が高校留学を決めたきっかけに、将来の夢が税関職員であり英語が必要な職業なこと、大学に進学せずに国家公務員試験を受けようと思っていることの二つがありました。高校を卒業して国家公務員試験を受けるとなると、留学に行けるのは高校生の間だけなので留学に行こうと決めました。
ニュージーランドは自然が多くのどかですが、中心部に行くとしっかりと栄えています。その、近い距離に自然と都会がある環境に惹かれてニュージーランドを選びました。
準備は書類系と英語の勉強
留学の準備は書類と荷物の2つに分かれます。書類関係は留学の1年前から始めました。留学先の学校に提出する成績、その国、学校を志望する理由についてのエッセイからビザ申請、クレジットカードの申請、パスポートの更新などがあります。荷物の準備は出発の約3カ月前から始めました。
留学前の英語の勉強として、登下校中の電車の中で単語の勉強やリスニング、家に帰ってからは海外の人と英語でメッセージをして、日常的に使う文法を教えてもらったりしていました。
保護者の支え
父は私が留学したいと言った時からいい経験になるししっかり楽しんでこいよ、と前向きな言葉をもらいました。母はやはり海外に1人ということもあり、本当に大丈夫か、と心配そうでした。幸い、叔母に留学経験があったので、大きな心配はなかったように思います。
留学をするにあたり、ビザ申請に必要な書類や留学先の学校へ提出する書類などの中にどうしても私1人では発行できないものがあったときに両親と叔母が手伝ってくれてとても助かりました。
現地での授業
私の学校は8時40分から学校が始まり、1,2限、チューター(HR)とモーニングティー(小休憩)、3,4限、ランチ、5限がありました。学校は3時15分に終わります。金曜日だけは1限目がなく9時45分から授業が始まります。チューターもありません。金曜日は3時に学校が終わります。授業は60分ですが教室を移動する時間もこの60分に含まれます。たまにチューターや授業の時間がアセンブリと呼ばれる全校集会に変わることがあり、知らされない時があるので臨機応変に対応しなければなりません。
日本とは違う授業
どの授業も面白かったのですが、特に面白いと感じたのは観光学と裁縫です。日本では「社会」という教科の中に地理、政治、経済、教育などが含まれますが、ニュージーランドでは観光学や幼児教育、経済など分野に分かれています。そのためより詳しく、深く学ぶことができます。私は旅行に興味があったので観光学はとても面白かったです。
もう一つが裁縫です。この授業は自分で服をデザインし、作り、実際にファッションショーでお披露目します。日本だと生地は違えどみんなで同じものを作って終わりですが、こちらは本格的なファッションショーがあり、間に合わせるのが大変でした。
ホームステイの思い出
私のホームステイ先は私とマザーと香港からの留学生の3人でした。ホストマザーは平日は働いており、休日は友人と出掛けていたので残念ながら一緒に出かけたという思い出はありませんが、毎日のディナーが思い出です。あまり話せる時間がなかった分、長くディナーの時間をとってくれて、今週の予定や今日あったこと、ニュージーランドの話などをしていました。私がテニスの試合がある時は毎回送迎もしてくれました。
ニュージーランドの部活は2季制
ニュージーランドの部活動はシーズンがあり、夏と冬でスポーツが変わります。夏はテニスやバレーボール、冬はバドミントンやネットボールなどがあります。部活によって活動時間が違い、朝あるところもあれば、放課後、週末にあるところもあります。基本週一回の練習と週一回の試合です。すべての部活は活動時間が被ることがないので何個でも部活に入ることができます。私は夏はテニス部、冬はバドミントン部に所属していました。
帰国後の進路
帰国後は日本の高校2年生に復学し、休学していた期間の授業内容の学習、英検の勉強をするとともに、週末は公務員予備校に通う予定です。留学に行っていた分、同じ学年の人たちよりも一年分の授業の遅れをとっているのでたくさん勉強しなければなりません。3年生に進級後は夏から公務員試験が始まり、私も受けていくことになると思います。