Voice 留学体験談
【Co-op留学】人生のターニングポイントになった留学
momokoさん
PROFILE
ご職業 | 大学生 |
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国・都市 | カナダ、バンクーバー |
期間 | 42週間(2022年3月) |
学校 | セルク バンクーバー校 |
参加プラン | カナダCo-op留学 International Business Communication |
インターンはスタバで
私はバンクーバーのダウンタウンにあるStarbucksで働きました。バリスタ経験ゼロだったので最初はお客さんのカスタマイズに苦戦したり、とにかく覚えることが多く、とても大変でした。でも、帰国したくないと思う1番の理由がcoworkerだと言えるほど、素敵な仲間に出会い、いつも私を支えてくれました。
最終日に手紙やプレゼントをくれるお客さんがいたり、私の名前のタトゥーをいれたcoworkerがいたり、私にとってとても意味のある、一生忘れられない経験になりました。
大変だった仕事探し
私はjob huntingを行ったおよそ2ヶ月間、リプライがゼロでした。「誰も私を求めていない」と感じ、毎日泣いて、とても苦しかったです。それでも、友人の支えや、自分を信じ続け、自分の努力を日々認めていくことで、なんとか就職活動を乗り越えることが出来ました。
今でも、初めてマネージャーから電話がかかってきた日のことを鮮明に覚えています。バイト先では素晴らしいcoworkerに恵まれ、彼らに出会うための2ヶ月だったと思うことが出来ました。
アジア人の多いクラスで自ら提案
カレッジでの私のクラスは、ほとんど日本人と韓国人しかおらず、ESLの時と比べて英会話の機会が減り、クラスメイトも状況に甘えて母国語で会話している人も多かったです。これでは留学の意味が無いと思い、「私達は日本語を話すためにここに来たんじゃない。私達の英語を学ぶ旅が少しでも良いものになるように、一緒に頑張っていこう」と伝え、先生には会話の機会を授業で増やすようお願いしました。すると、明らかにクラスが変わりました。
さらに、校長のSammyが新入生にこの話を紹介してくれたようで、自分が一つの見本として取り上げられたことが嬉しかったし、自分がしてきたことを改めて誇りに思えました。
印象的だった、「カナダデー」
七月一日はカナダデーとされており、日本でいう、建国記念日のようなものなのですが、人々の過ごし方の違いにとても驚きました。日本では、ただの祝日で何もしない人がほとんどです。しかしカナダでは、みんな国旗を顔や体に書いたり、旗を持ったり、家に国旗を下げたり、花火があがったり、パレードがあったり、本当に建国をみんなで喜んでるのが伝わってきて、とても素敵な文化だなと思いました。
カナダが大好きだという思いを美しく表現した、模範解答のような素晴らしい日でした。カナダデーのおかげで、私ももっとカナダが好きになりました。
留学して本当に良かった
この留学に来て本当に良かったと思えるのは、もちろん英語に触れられること、海外の友達を作れること、様々な年齢や背景のある日本人とのつながりを持てたこと、日本に帰っても大抵のことは簡単に思えるほど度胸がついたこと、自己肯定感を上げる練習をするきっかけになったこと、自分を好きになれたこと、自信がついたこと、まだまだたくさんあります。
たくさん涙を流したし、辛い思いをしたけど、それはこれからの自分を強くするための涙。休学して、留学して、何も知らない世界に飛び込むのは、すごく勇気のいることだったけれど、今、あの時勇気を出してよかったと思います。ここに来て、得たものが本当に沢山あります。2022年は間違いなく私の人生においてターニングポイントになるし、私という人間をもっと成長させてくれた一年だったと思います。