Voice 留学体験談
コロナでもボランティアやインターンを経験
白石 有香さん
PROFILE
ご職業 | 社会人 |
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国・都市 | アメリカ合衆国、ニューヨーク |
期間 | 48週間(2020年1月) |
学校 | ニューヨーク ランゲージ センター ミッドタウン校 |
参加プラン | ニューヨーク長期語学研修 |
ホームステイについて
最初の2ヵ月間は、エリザベスさんという65歳のホストマザーと他の留学生と一緒に生活しました。よく話題になったのはやっぱりコロナのこと、次にニューヨークのお店のお得情報などです。ホストマザーと買い物に行った際、アメリカの事情をたくさん話してくれて、役立つことをたくさん教わりました。留学生同士で出かけたり、食事をしたりといつも賑やかで楽しかったです☆ホストファミリーのルールは、シャワーは夜11時までに1人20分以内で浴びること、夕食は夜7時半から…とそのくらいでした。ホームステイ先から学校までは地下鉄10分を含んだ20分位だったので、通学も楽でした!
渡航後すぐにコロナが流行りはじめ…
2020年1月から留学をしましたが、その後コロナの感染拡大が進み、2ヵ月後にはオンライン授業となってしまいました。街中の救急車の数が増え、レストランでの店内飲食が禁止になり、街のいたるところでPCR検査をしていたりと状況が変わっていきました。周りの日本人の留学生は帰国をする方もいて、不安にもなりました。
授業について
ちょうどホームステイの期間が終わり、シェアハウスに移動したころにオンライン授業となりました。オンライン授業は支障なく受けることができました。先生によりかなり内容が異なりましたが、レベルが上がるにつれて会話やスピーキング中心に授業が進んでいきました。1クラスは12名程、他の学生の国籍はブラジル・コロンビア・メキシコ・ドミニカ共和国・フランス・韓国・ロシア・イタリア・日本など様々でした。最初は英語で意見を言うのに慣れなかったですが、度胸など英語力以外の部分も成長したように感じます。9月頃になると、希望者は週1で対面授業を受けることができるようになりました。ですが人は少なく、15名のクラスで学校に来ているのは2~3名。それ以外はオンラインでの参加になるので、対面とオンラインの生徒が混在し、少しやりづらかったです。
学校以外で人と関わりを持つようにしました
語学の勉強はオンラインでも支障はありませんでしたが、友達作りや観光などの勉強以外の面は多少残念なこともありました。コロナでなければ、もっと友達を作る機会は多かったと思います。なので、以下のように色々と工夫をして、人との関わりを持つようにしました。
①Language Exchangeをする
Language Exchangeという制度を利用し、ネイティブに日本語を教える代わりに英語を教えてもらうようにしていました。
②ホストファミリー、学校の先生やクラスメイトに積極的に会いに行く
ホストファミリーの家も近かったので会いに行ったり、オンラインでなかなか直接会えない学校の先生やクラスメイトにも会うようにしていました。
学校やその他の友達と会ったり、ボランティアをしたり、勉強したりしました。学校の友達は本当に多国籍だったので、それぞれの国の料理を食べに行ったりもよくしました!
③ボランティアやインターンを行う
以下に詳しく記載をしています。
ニューヨークへの恩返し!ギフトラッピングのボランティア
社会人になってからの語学留学ということで、何かその後の仕事に役立つことをやり遂げて、英語+αのものを吸収して帰ってきたいという思いがありました。コロナの影響で行動を制限されるなか、世界一コロナの状況が酷いニューヨークで忙しく働く友人を目の当たりにして、少しでも恩返しがしたいと思い、自分に何ができるかを考えました。日本ではギフトラッピングの仕事をしていたので、クリスマス前に路上で無料ギフトラッピングのサービスをしました。デパート前の広場で行った時には、30~40人のラッピングをしました!ニューヨーカーに喜んでもらえただけでなく、英語力の向上にもつながり、大きな達成感とともに帰国しました!
インターンも経験
他にも帰国する直前の1週間、ニューヨークのギフトショップにてお手伝いをさせてもらいました。お気に入りのお店に自分で履歴書を持って行ったのですが、1週間しかお手伝いができなかったのでもっとやりたかったなという思いもあります。
今、留学を迷っている方へ
語学力をつけたい、勉強をしたいというなら、今留学をしてみても良いと思います!オンライン授業は少し寂しいですが、先生の教えてくれる英語をはっきり聞けたり、口の動きをしっかり見れたりという良い面もありました。ただ、友達作りや観光など別の目的が大きいのであれば、もう少しコロナの状況が良くなるのを待ってみても良いかと思います。コロナ禍だからこその経験もできました。メトロポリタン美術館は超すいていてゴッホの絵を1人で堪能できたり(笑)、コロナで大変な思いをしている方に向けて、ニューヨーク市が配っている食事をもらえたりしたのも良い思い出です。
担当スタッフの方へ
出発前、ニューヨーク滞在中ともに、とっても丁寧に対応してくださって安心して留学を終えることができました。ありがとうございました!
ニューヨークで役立ったツール
ニューヨークで効率よく安全に留学するために使っていたツールを紹介します。
『Conversation Exchenge』
語学力UPと現地在住の友達を作る目的で、上のWEBサイトで日本語勉強中のネイティブの方と知り合ったりしていました。
アプリ『Citizen』
コロナや人種差別によるデモなどで治安が悪くなった際、このアプリでリアルタイムな事件や事故の情報をチェックしていました。
アプリ『Venmo』
現地の友人との食事で割り勘になった際、このアプリを使って送金することが多かったです。とても便利でした!
担当スタッフより
コロナ禍での留学は本当に大変なことが多かったと思います。最初にお会いした時に、話していただいた留学のプラン通りに行かなかったこともあったのではないしょうか?そんな中、白石様ができることを見つけ、ポジティブに留学生活を送られていたこと、本当に素晴らしいと思います。このご経験を今後に活かしていただけると嬉しいです!(東京支店 田口)