トロントでの様々な経験が成長させてくれた

就活前に留学を決心

留学を決心した理由は、英語と異文化を学びたいと考えたからです。私は幼少期に中国の上海に住んでいたことがあり、海外は日本と全く違うということは知っていました。しかし日本帰国後は海外と疎遠になり語学力も低下してしまいました。そこで就活前の大学三年生のこのタイミングで、世界へのチケットである英語を習得すると同時に、もう一度新しい文化を体感したいと感じるようになりました。渡航先は環境も整っており英語の発音もきれいなカナダのトロントに決めました。

発音練習が大きな助けになる

留学前にやっておいてよかったことは、ずばり発音練習です。私は高校時代に英語を沢山学習していたので文法のレベルは高かったですが、発音に自信がありませんでした。海外で英語を特訓するためには外国人とある程度会話ができる必要がありますが、知識があっても発音が悪く伝わらなければ会話をすることはできません。私は渡航前にYouTubeを使い発音を練習していたため、何とかネイティブの友達を渡航3日目に作ることができ、その後の英語学習に大きな助けとなりました。

メンタリティーが鍛えられたバイト経験

滞在中に、アメリカンBBQのチェーン店で働いていました。英語環境を探しており飛び込んだのですが、インド人オーナーの英語が聞き取れず、また文化も違うため職場環境に適応するのに苦しみました。しかしながら、その経験が難しい環境でもサバイブできるメンタリティーを作ってくれたと思います。海外でのアルバイト探しは自ら履歴書を渡しに行かなければならなかったり、経験がないと雇ってもらえなかったりと大変ですが、その分自分の糧になると思います。

留学時から継続中の日本語オンラインレッスン

留学後は、留学中に始めた日本語レッスンを日本からオンラインで続けています。留学中に日本が好きで日本語を学びたいという人に沢山出会い、その方たちに留学で培った英語を使って日本語を教えています。また、英語を使うアルバイトやゲストハウスの運営などのお仕事も探していて、英語のおかげですごく選択肢の幅が広がったなあと感じています。

英語環境の維持、人間関係に苦労した

英語環境を維持し、英語力を上げることが最も大変でした。語学学校に通っていた際、母国語禁止ルールが機能していませんでした。もちろんその学校には日本人がいますし、外国人は彼らで自身の母語を話していました。私は一人で日本語禁止ルールを行っていたのですが、拙い英語力で外国人のグループに入ることは難しく、また日本人の中では少し浮いてしまう存在で、人間関係に苦労しました。しかし、3か月行うことですべて乗り越え、全ての人種と仲良くなれるようになりました。今ではカナダ人が一番の親友で、ビデオ通話をしたりしています。