Voice 留学体験談
英語力を活かし世界へ
梶山 隆平さん
PROFILE
ご職業 | 大学生 |
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国・都市 | ニュージーランド、オークランド |
期間 | 40週間(2017年3月) |
学校 | ユニーク ニュージーランド |
参加プラン | ニュージーランド(オークランド)ワーキングホリデー |
ニュージーランドに決めた理由
私が海外留学に行こうと決意したのは大学院1年生の時でした。私の学部には留学生が多く在籍しており、特に所属している研究室には日本人が私しかおらず、ロシア、アメリカ、中国など各国の生徒で形成されていました。また、研究室で各週おこなわれる研究進捗発表会では必ず英語で資料を作成し、説明しなければなりませんでした。そのような環境の中で生活しているうちに、自分自身の英語力が充分でないことや、卓上の知識だけではなく自然な英語を学びたいと思ったため、1年間大学院の休学を決意し留学へ行きました。しかし、留学に行くことを決意したものの、留学経験ゼロの私にとって何をすれば良いのか全くわかりませんでした。そんな時にお世話になったのがISS留学センターでした。ISSのスタッフさんは留学について右も左もわからない私に懇切丁寧に説明してくださり、多くのことをサポートしてくださいました。結果としてニュージーランドを選択し、留学に行ったのですが、なぜニュージーランドなのかといいうと、5つの理由が挙げられます。1つ目は英語圏であること、2つ目は安全面において保証できる国であること、3つ目は日本と環境が似ていること、4つ目はニュージーランドが親日であること、5つ目はアメリカなどと異なり小さい国であるため集中して英語学習に取り組めることです。当時このように勧められた私にとって、この国は魅力的でしかありませんでした。これが留学を決意した私の経緯になります。
学校やクラスメート
ニュージーランドには約10ヶ月間生活をしました。またその期間全て、語学学校に費やしました。留学をはじめた当初は3ヶ月間英語学校に通い、残りは仕事をする予定でした。しかし、留学生活を重ねていくうちに仕事をするのではなく、英語学校に通い先生や生徒とコミュニケーションをとることの方が英語力向上につながると考えるようになったからです。これは個人的な意見ですが、実際に英語学校に長く通っている人ほど、通ってない人より英語力は向上していたと思います。一方、学校生活を長期にすることで仲間との出会いと別れを多く経験することになります。ニュージーランドに留学生として来た友人たちは皆、フレンドリーであり、とても気を配れる優しい人達でした。比較的アジア圏の人たちは多いですが、ヨーロッパや南アメリカの国々の人たちも多く来ていた印象があります。
ホストファミリー
最初の3ヵ月間はホームステイ、残りはフラット(シェアハウス)で他国の人と共同生活を送り、日本と異なる文化や生活を経験しました。ホームステイでは老夫婦の2人が生活している家で世話になりました。もちろん最初はとても不安でしたが、家族がとても優しく、生活の仕方や地域の風習など多くの事を親切に教えてくださったので、時間と共に安心して生活ができるようになりました。基本的に、ニュージーランドの人達はフレンドリーであり、コミュニケーションがとりやすいため、生活しやすく英語学習において最適な国だと感じました。フラットではチリ、フィリピン、タイ、ドイツ、コロンビアの仲間たちと共同で生活しました。私がフラットで生活する頃にはある程度のコミュニケーションが取れるようになっていたため、非常に楽しい生活を彼らと送ることができました。時には異文化を学ぶために各々の国の料理をつくり食べ合いをするパーティなどもしました。
学んだことと今後
留学経験を通して英語力は大幅に向上したと思います。ただし、短期ではなく半年以上の留学経験を積まないと英語力は伸びないと感じました。また、留学をすることで英語力の向上だけではなく、他国の人達と関わることで異なる価値観や文化、言語、生活スタイルを学び、自分自身が更に成長できると思いました。今後はこれらの経験を活かせることができるグローバルな企業に入社し、世界をまたいで活躍していきたいと考えています。