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Voice 留学体験談

ロシアでホームステイ体験!

蒲谷 勇人さん

PROFILE

ご職業 大学生 上智大学
国・都市
期間 3週間(2017年2月)
学校 ホーム ランゲージ インターナショナル
参加プラン ロシア(サンクトペテルブルク) 先生の家でマンツーマン語学研修ホームステイ

ロシアという国について

日本人にとって近いようで遠い存在のロシア。アジアに大きく領土を広げているものの主要民族は東ヨーロッパのスラヴ人なので文化も言語もヨーロッパ的。英語はあまり通じず、宗教もカトリックやプロテスタントとは別のキリスト宗派であるロシア正教がほとんど。なのでヨーロッパ的文化を多数有していながら、他のヨーロッパ大国の国々とはまったく異質の体験ができる点がロシアを選ぶ1番のメリットに思えます。特に教会などは有名なもののほとんどはロシア然とした独特の美しさを有しており、スケールも大きく圧巻。美術大国とよく言われるように外見も作品自体も世界トップレベルの博物館、美術館が数多く乱立しているので、ロシア美術に触れずにロシアを訪れることはまず考えられません。そしてそのうちの多くが旧都であるサンクトペテルブルクに集中しています。2月のロシアはやはり一年のうちで最も寒い時期で、朝は9時ぐらいまで明るくならず、3週間はほぼ毎日雪が降り河川も常に凍っていました。滑ったり汚れたりすることがとても多いので着替えは多めに必要です。なぜか男性服を取り扱う店がとても少ないので、要注意です。また外は厳寒でも建物内は暑いことがよくあり、体温調節にも気をつける必要があります。通貨はルーブルで、1ルーブルは2円以下で、物価は日本とほぼ変わらないか、1.2倍程度です。名物はマトリョーシカです。

ホームステイをするにあたって

ロシアでは3週間すべてホームステイ生活でした。以前、オーストラリアにホームステイを経験しており、ポーランドでも民泊のみで1週間過ごした私がロシアの生活を通して思ったことをお伝えします。まずは電波。今やWi-Fiがどの国でも普及しており、ましてや人を招くことに慣れたホストの所へ泊るならばほぼ確実に使えるので心配はないと思いますが、使い過ぎると通信制限になることもあるので長期滞在の方は要注意。次に重要な問題は洗濯と食事。ロシアの水はとても汚く茶色く濁っていて洗濯すると逆に汚れてしまうような感じでした。なので持って行く服は洗濯で劣化しても構わないものが良いと思います。食事は口に合わなければそれとなくすぐに伝えましょう。私が経験した3つの国とも、料理のおいしい国ですが、それでも日本人の舌に合わない食べ物に3つの国すべてで出会いました。なので恥ずかしがらずに伝えましょう。最後にすべてにおいて言えることですが、何事も恥ずかしがらずチャレンジしてみることです。いくら発音の難しい言語でも正しい発音を恥ずかしがらずに心掛けましょう。そうするとより正確に多くのことを相手に伝えられるようになります。道に迷ったら誰にでも声をかけましょう。私たちが困っている外国人に対して手を差しのべるときと同じ態度を彼らも心掛けてくれます。滞在時間が限られている外国においては恥ずかしがってやるかやらないかを迷っているその時間こそが最もムダだったと帰ってきてから後悔しないためです。

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