何事にも強い意志を持って全力で!

学校について

留学を考えていた時から、学問だけに集中したいとの思いが強かったので、学生ビザでの滞在に決めました。小規模な学校なので先生と生徒の距離は近いのですが、同じ環境で長期間学ぶことができたので、先生とより仲良くなることができ、勉学にも集中することができたと思います。また、この学校はEnglish Policyがとても厳しく設けられているので、真面目な生徒が多くお互い刺激し合って学ぶことができました。午前中の4時間はSpeakingにフォーカスした授業、午後の3時間は自分の成長過程に合わせて、Grammar,Writing,IELTSのクラスを受講しました。

カナダでの苦労

私はカナダに来る前、日本で受けた教育の範囲程度しか英語の知識がありませんでした。受験英語や、教科書に沿ったインプット型の勉強をしていたので、英語を話す機会がほとんどなかった私は、実際に現地に行って、いざ自分が話すとなるとどう会話を組み立てていいかがわからず、最初のSpeakingの段階が一番苦労しました。現地に行けばどうにかなると胡座をかいていた自分に後悔しました。また、時間が経っても自分の英語力の変化にあまり気付くことができず、悩んでいた時期はとても辛かったです。

何でも果敢に挑戦!

以前ISSで参加した、オーストラリアのブリスベンでの日本語教師アシスタントのボランティアをトロントでも是非体験したいと思い、自ら機会を見つけて9ヵ月ほどやらせていただきました。毎週末学校でカナダ人の子供たちの授業に参加させていただくことができ、みんなの真剣な眼差しに刺激を受け、私自身も英語の学習により一層磨きがかかりました。また、ボランティアを通して出会うことのできた仲間は本当に私の宝物です。比較的トロントは旅行するのに立地が良く、私は滞在中にニューヨーク、ワシントンD.C.、フレンチカナダ(モントリオール、ケベックシティー、オタワ)へ1人旅、また友人と出掛けました。バスやツアーでも気軽に行くことができ、土日のお休みを使っての弾丸旅行はとても楽しかったです。長期間勉強漬けだったので、たまにする旅行がとても良い気分転換になり、またその土地の歴史や文化についても学ぶことができました。旅行に行き、英語を使ってコミュニケーションを取ることで、自分の英語力の成長具合も確認することができて良かったです。

トロント留学を通して

私はカナダに来て、相手の立場を考えて発言・行動ができるようになったと思います。それは、世界一の多国籍都市であるトロントの文化がそうさせてくれたのだと思っております。世界中から人々が集まるこの街では、その国の分だけ、価値観、宗教、言語、行動などを学ぶことができます。初めはカルチャーショックを受けることも多々ありましたが、学校での学びや、多国籍の友だちとの交流を通して日々学んでまいりました。留学前は苦手だった戦争や歴史についても自ら学ぶ機会が増え、知識の幅を広げることで様々な国の方々と交流を楽しむことができたと思います。

思い立ったらすぐ行動

私自身、大学の卒業を遅らせてまで長期留学するリスクをおかすことを恐れ悩んでいた時期もありましたが、留学を終えた今、もしあの時の決断に踏み切っていなかったら私はこんなにも素晴らしいたくさんの経験と仲間に会うことはできていませんでした。自分が一生懸命何かに打ち込んだのなら、やって後悔することなんてないと思います。留学を通して、語学力と自信、たくさんの仲間を是非得てください!