Voice 留学体験談
初めての海外で得たこと
A.Hさん
PROFILE
ご職業 | 大学生 |
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国・都市 | アメリカ合衆国、ロサンゼルス |
期間 | 4週間(2017年2月) |
学校 | LASC アメリカン ランゲージ アンド カルチャー ロサンゼルス校 |
参加プラン | 憧れのロサンゼルスがこのお値段で!キャンパスも選べるモニター英語研修ホームステイ |
留学を決めたきっかけ
もともと海外の文化に触れることに関心があったということと、学校で今専攻している学問がアメリカでは日本よりかなり発展しており、その領域の人たちと会話したい!学びたい!という気持ちから、文法だけではなく英語を話せるようになりたいという気持ちが以前からありました。しかし多額のお金がかかってしまうことやいつも「いつか、いつか・・・」と考えてしまい、留学を先延ばしにしていました。
そんな中私が留学を決意したのはバイト先に来たアメリカ人の団体のお客さんがきっかけでした。中学高校で英語を必修で勉強していたといえど、グラマーでしか重点を置いていなかったので何を言っているのかがまず聞き取れない、言いたいことや聞きたいことがあるけれどそれを英語に変換して言葉にするのに時間がかかってしまうなどで流暢な会話はもちろん、グダグダな感じになってしまいました。改めてそこで自分の今のスピーキングのスキルを思い知り、近くの英会話スクールに通うのではなく完全に生活から海外の文化に溶け込んで英語を学ぶ留学を決意しました。
留学中
留学中は信号やバスや電車、あまりの道路の車線の多さ…日本と違うところがたくさんあり、毎日が発見でした。不安ももちろんありましたが、その時刻との違いがとても興味深く、好奇心と知ることの楽しさの方が大きかったです。週末はどこか遠くへ出かけようと決めていたので、そのたびに冒険をしているような気分でした。親切なホストファミリーにも恵まれて、毎日美味しい夕飯を用意してくれて、「学校はどうだった?」「友だちはできた?」とたくさんコミュニケーションをとり、特に家の中でのルールはなかったのでとても居心地の良い環境で日々支えられていました。
私が通っていた学校は長期で通われている方が多く、生徒のほとんどが中国人でした。授業の形態は問題を解くだけでなく、みんなでディスカッションしたりゲームをしたりパートナーと会話をしたりとにかく英語を使って話しました。私がいたクラスの先生がとても面白い先生で毎日の授業が楽しく、クラスの雰囲気も素晴らしかったです。私がなにより感銘をうけたのが、みんながお互いを認め合っているということ。生徒同士の文化の違いがあったり、英語の発音だったり、めちゃくちゃなスピーキングであっても誰一人それを笑うということはなく、お互いの文化に興味関心を持ち、尊敬し、助け合っていました。なのでミスをする、分からないことを聞くということを恥として感じることはなく、自分に自信を持って積極的に授業に参加することができました。
留学を終えて
今回の留学が私にとって初めての海外渡航でした。出発前から不安と心配でいっぱいでしたが、アメリカに到着した瞬間からたくさんの現地の人に支えられ、今回の留学では英語の勉強もそうですが、人との関わりや繋がりが1番心に残ったものでした。知らない人にも”How are you doing?”と声をかけられたり、自分が困っている時に助けてくれたり、文化が違っても受け入れてくれる寛大な人達にとても感動しました。そんな現地の人たちやアメリカの生活や文化を通して、自分自身の視野も広くなった気がします。1ヵ月という短い留学でしたがかなり充実した日々でした。
これから留学を控えている人には自分から進んで外国人に話しかけること、自分で動いて自分で知るということをお勧めします。海外で生活をするとなると不安になり、同じ日本人を見つけると一緒にいてしまいがちですがそれでは留学の意味がありません。自分の英語に自信がなくても海外の人は聞き取ろうと耳を傾けてくれます。同じ日本人から聞いて知るのではなく、自分で動いて聞いて自分の心で知るという姿勢から語学力だけでなくたくさんのことを得ることができると思います。
もちろん私も最初は不安ですごく簡単な英文ばかりでしたが、段々と話すことが楽しくなってきて毎日いろんな人と会話していました。帰国してからは英語への意識が高まりました。これからも英語をもっと話せるように勉強し、積極的に外国人の方たちを話そうと思ってます。そして今度は長期の留学でアメリカに戻ってきたいです。