Voice 留学体験談
マルタを大好きになりました
合田 友さん
PROFILE
ご職業 | 大学生 日本大学 |
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国・都市 | マルタ、セントジュリアン |
期間 | 4週間(2017年9月) |
学校 | マジスター アカデミー |
参加プラン | 経験豊富な教師陣の授業を特別価格で体験 マルタ共和国でモニター英語研修 |
運命的な選択
今年の私の目標は、「思いついたことを全部成し遂げる」でした。最後の大学生活を、破天荒な私らしく、友だち皆がびっくりするような生き方をしたいと突然思いついた私は2017年1月1日にやりたいことリストを書き始めました。黙々と書いたリストを次々にやり遂げてきた私は、「なにか次にやれる面白いことはないかなぁ」とまた新たな挑戦を探していました。そんな時、突然テレビを観ながら「あ。私って英会話って全く真面目に勉強してこなかったから、伸び代すごくあるんじゃないかしら・・・」と思ってしまったのです。スーパーポジティブな私が行き着いた結論は、今年中に1ヵ月だけでも留学して、もっと自分の視野を広げたい!でした。前からコツコツ貯めていたバイト代で行けそうな場所を探し始めました。
どこにしようかと悩みながら、たくさんの留学サイトを眺めているとその中に1つだけよく知らない国の名前がありました。「マルタ…」どこじゃここ?とクリックを押した瞬間、出てきた街の写真に目を奪われました。青い海、日本とは異世界とも思えるような建物や景色。「私、ここに行く!」その瞬間、私は不思議と何かを悟りました。
それからすぐその後のある日、全く関係のない用事で母と新宿に行きました。用事を済ませて帰宅しようとすると、数日前に資料請求した「ISS」の看板を同じビルで見つけたのです。一度話を聞いてみたいし、時間もあるから寄ってみようと母と二人で足を運んだところ、そこで好条件のプランに出会ってしまいました。一度持ち帰って検討しようと考えたのですが、ちょうどその日は別の用ことで身分証明をするためにパスポートも所持したこともあり、不思議な運命のようなものに導かれ、その場でマルタ留学を決意しました。
あの時の決断は、留学を終えた今の自分から振り返ってもナイスジャッジ!としか言えません。勢いがあったことで、とにかく留学する日が待ち遠しく、マルタという国に充分恋をしてから出発できたのです。
留学を乗り越えられた秘訣は?
マルタという国を大好きになれたこと。留学を最高に楽しめた理由はそこにあると思います。現地で出会った友人と「ガイドブックに載っているところ全部に行く!」という目標を立てて、放課後は毎日色々なところへ出かけました。中でも1番好きだった場所は、Mdina(イムディーナ)という城壁の中の街です。美しくて素敵だけれど、どこか哀愁を帯びたその場所が好きで、学生寮から1時間以上もかかるのに3回も足を運びました。
そしてマルタは料理も最高です。特に魚介のプレートなどは奮発して1回はぜひ食べていただきたい!毎日授業が終わったら、どこに行こう?何を食べよう?とプランを立て、のんびりと楽しく過ごす!一見遊んで過ごしているように見えるかもしれませんが、多くのところに学習は潜んでいます。
机に向かってのJAPAN式の勉強だけに捉われないで、人とたくさん話をすることがとても大切だったと私は思います。友だちと話したいから、通じないのが悔しいから、もっと勉強したいという思いが生まれ、日々の学習に繋がるのです。そして誰よりもこの国を楽しんでやる!という思いがあればあるほど1日1日が忙しく、めまぐるしく終わります。
私はその結果、ホームシックをしている暇がなくなりました(笑)離れた日本を羨むよりも、今、自分がいる国の好きになれるところを見つけること、それが海外留学を乗り越えるのに大切なことだと私は思います。