Voice 留学体験談
自然豊かなニュージーランドへ!
河瀬 将志さん
PROFILE
ご職業 | 大学生 京都外国語大学 |
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国・都市 | ニュージーランド、オークランド |
期間 | 12週間(2016年9月) |
学校 | オークランド インスティテュート オブ スタディーズ |
参加プラン | 広大で美しいキャンパスで学ぶ大学英語研修 |
自然豊かな場所を求めて
高校生の頃、学校の英語の先生としてネイティブの外国人の先生が赴任されてきました。それまで日本人教師による文法中心の授業でしたが、グループワーク、討論中心の授業になり僕にとって英語が親しみやすいものになってきました。いつか英語が話せるようになりたいと留学を意識しだしまし。大学も英語にもっと触れたいと外国語大学進学をしましたが、なかなか留学するには至らず、卒業を目前に「今しかない!」と思い海外に出る決意をしました。留学先は自分なりに悩みましたが、漠然と自然豊かな国に行こうと思いカナダかニュージーランドをイメージしていました。最初に相談した時に、いろいろ行動することを考えると寒くなるカナダよりも、ニュージーランドの方が良いだろうと言うことになりました。
現地の友だちを作ろう
学校はオークランド中心部の語学学校も気になりましたが、郊外にある大学に併設されている学校に決めました。大学キャンパス内にあるので、現地の大学生との交流もできると思って。実際、ニュージーランドの地方出身の大学生とも仲良くなることができました。またこの学校には快適な寮があったことも決め手でした。3カ月間の研修でしたので、ホストファミリーと上手く合わないことがストレスになるようであれば、ある程度自由が利く寮滞在を希望していたので僕にはピッタリのプランだと思いました。
トラブルは成長のもと
入寮当日は日曜日の朝。早朝に到着してお腹も減ったのに、何処にどんな店があるかもわからず途方に暮れて、鍵を渡してくれた警備員さんにたどたどしく質問。すると、何と自分の車を出して街中のケンタッキーのお店まで連れて行ってくれました。更に付近の街をドライブがてら案内までしてくれました。また1週間が過ぎようとした頃、手持ちの現金が少なくなってきたので、クレジットカードで現金を出そうとATMへ。カードを入れて番号をPUSH!すると現金が出るどころか、番号間違いのメッセージ画面と共にカードを吸い取られてしまいました。直ぐさま親に連絡し、ISSさんに対応策を教えてもらい送金をしてもらいましたが、お金の引き出し時に何を言われているのか判らず・・・。(困)ゆっくり話してもらって何とか現金を手にした時は本当に達成感で一杯でした。今にして思えば、話せないからどうしよう?ではなく、話せなくてもがむしゃらに話したことで活路が開けたのだと考えるようになりました。しっかり、キレイに、流暢に話せなくても相手は判ってくれるし、判ろうとしてくれる。そう思えるようになってからは、クラスメートとも気楽に話ができるようになり友人も週毎に増えていきました。
意外と日本人は少ないのかも
寮では私以外の日本人留学生とは会いませんでした。入寮直ぐの時には日本人が滞在していましたが、僕と入れ替わり数日でいなくなっていました。その短い期間にいろんな滞在所作を教えてもらえたのはラッキーでした。クラスも15-6名で、日本人は僕だけで、特に最初のクラスはタイ人、サウジアラビア人と僕、以外はみんな中国人!クラスでは英語よりも中国語は飛び交うクラスで先生も閉口していました。(苦笑)
滞在期間中、僕のクラスに日本人が来たのは最後の数週間だけで、彼女もやはりISSからの留学生でした。
休日の過ごし方
休日はもっぱら友人たちと出かけて過ごしました。学校、寮からオークランドシティまでは電車で20-30分ほど。週末はパブやクラブに出かけてはワイワイやってました。知らぬ間に英語で話を聞けるようになっていました。話す方はまだまだですが、それでも話が滞ることなく出来ていたので、通じていたんでしょうね。シティには物乞いする人やあからさまに迫ってくる同性愛者もいてちょっとたじろぎましたが、それもニュージーランドらしいところと思えるようになりました。友人とフェリーでワイヘキ島へ出かけたのはとても良い思い出です。特に何がある島ではありませんが、日本ではない、留学前に自分がイメージしていた自然豊かなニュージーランドをそこで見たような思いです。
留学を楽しむことが大切
今回の留学はハッキリ言って行って良かったし、楽しかったです。そして感じたことは恥ずかしがっていてはダメ!と言うこと。僕の場合、着いて1週間余りの間にいろんなことがあって、とにかく自分状況、窮状を伝えなければなりませんでしたから、恥ずかしがっている場合ではありませんでしたが、そうしたことがあったからこそ短期間でハードルの1つを越えられたと思っています。小さな成功体験が積み重なって自信が持てるし、知っている英語だけでもなんとかなると判ってしまえば、また次に挑戦してみようと思えてきます。最初から自分で高いハードルを作らないで、1つひとつ挑戦する気持ちで留学を楽しんでください。