社会人で初めての留学に挑戦

「今更、留学してどうするの?」周りの言葉は関係ない!

私は35歳の時に留学に行くかを悩み始めました。その時は、いろんな口コミも見ました。「こんな歳で行くことに意味があるのか?」、「今から留学したところで何か変わるのか?」など…実際に決めてからも周りの人にも言われました。「今更、留学してどうするの?」と。でも、歳は関係ないし、今しかないと私は思ったのです。行きたい、やってみたいと思った時が、それはもう動き始めていて、その時が今だと思います。経済的な問題もありますが、貯めていけば良いのです。世界には、日本とは、全く違う文化や習慣や感覚、考え方があって…、実際に行かないと分からないことだらけでした。

入学初日のカルチャーショック

海外旅行ですら全く慣れていなかったので安全なマルタを留学地として選びました。海外で暮らすということに関してそこまで心配はしていなかったのですが、マルタ空港に到着した時には、周りに何も無くて心配になりました…。しかし、滞在先の周りには、お店もたくさんあって、生活する分には困らないなと思いました。入学初日夜のウェルカムパーティーでは、カルチャーショックが早速ありました。ウェルカムパーティーといっても生徒は誰でも参加でき、行きはみんなでバスに乗って出発。帰りはそれぞれ自由に帰って来て、と言う感じで、ぬくぬくの日本で育った私にはこの感じがまず驚きでした。

他人を気にせず、思うがままに行動する

学校生活は、とても楽しかったです。授業では、その日のテーマに合わせて自身の好きなこと、ハマっていること、好きな映画などをベースに進められるのでみんなでにぎやかに参加する授業という感じでした。先生も、とても面白く、最初の先生は、とても明るい先生でかなりcrazyでしたが生徒の緊張を解く?和ませると言う面で素晴らしかったです。
学校には、ロシア、韓国、日本、コロンビア、スペイン、ドイツ、トルコなど様々な国からの留学生が英語を学びに来ていました。友だちはすぐにできたのですが、特に仲良くなったのは、ルームメイトであり、クラスメイトでもあるコロンビアの方です。あとは、カザフスタン出身のドイツ人とも仲良くなりました。日本人が気にするほど、海外の方は他人から自分への評価を気にしてはいないと思いました。だから、自分が何かをしたい!話したいと思ったら、自分の思うが儘に行動をすればみんな受け入れてくれます。

お気に入りのテラス席で海を眺めて

私の宿泊先はとても立地が良く、少し歩くだけで海に出ることが出来ました。海沿いのベンチに座ってコーヒーを飲んだり…1番のお気に入りの場所はマクドナルドの2階のテラスです。私が行った時期、マルタはほとんど雨が降らなかったので海がキラキラしていてとても綺麗な景色でした。そこに、よく行っていたのですが、勉強をしたり、凹んだり、泣いたり…思い出がたくさんの場所です。

マルタの魅力

マルタ島はたくさんの観光スポットがありますが、昼と夜で全く違う風景があるので、同じ場所でも見え方が全然違います。毎日が新鮮でした。海を見たり、散歩したり、週末にはイタリアに行ったり、英語も身につけたい!バカンスも楽しみたい!他国の文化も学びたい、触れたい!と思う方は、マルタがおすすめです。マルタ留学を経験して外国で暮らすぐらいの英語力はついたと思います。私は、英語を上達させるために、人と接するときは笑顔でいること、聞き取りやすい英語を話す人と見つけること。あとは、やはり先生とたくさん話すことを心掛けていました。先生はうまく話せないことを理解してくれているので、こちらが伝えたいと思っていることを汲み取ってくれる。そして、直してくれます。本当に留学をして良かったことしかなかったです。また、留学をしたいと思っています！