マルタ留学を満喫

きっかけは友人

昨年、友人がマルタへ留学に行った話を聞いたことがきっかけで、マルタにとても興味をもち、今回の留学を決めました。以前、オーストラリアなどに観光に出かけたことはありましたが、留学となると初めてで、治安や滞在先の不安が頭をよぎりました。

ルームメイトとの出会い

実際に滞在してみると、海に囲まれたとても落ち着いた街並みで安心して過ごすことができました。また、約3 ヵ月の滞在の間、天気にも恵まれて傘をさした記憶がないくらいです。夏は湿気が少なく快適でしたので、日本に帰国した時は、ジメジメの気候にうんざりしてしまうこともありました。もうひとつの心配ことは滞在先。今回は2 人部屋のアパートタイプでしたので、相手の方がどんな方なのか気になっていましたが、2 つ年上のアルジェリアの女性で、話すのはお互い英語で、わからない時は身振り手振りで伝えていました。一緒にごはんを食べたり作ったり、出かけたりと多くの時間を過ごし、私にとってはお姉さん的な存在でした。今回の留学が充実していたのは、この方との出会いが大きかったと思います。

充実した学校生活

学校へはバスで通っていましたが、朝は渋滞することが多く、30 分くらいの通学でした。定期も3 ヵ月乗り放題のもので、確か50ユーロでした。学校が終わるとスーパーで食材を買って帰っていました。外食しても夜遅くまでバスがあり、とても便利でした。たまにフェリーを利用して帰ることもありましたが、風が強いと直ぐに運休になってしまいます。学校での私のクラスは、韓国、ロシア、スイス、フランスなどの生徒に日本人3 名の少人数。それぞれの国によって教育環境も違うので、フランスの方は文法が苦手、日本人はスピーキングやリーディングが苦手など、皆同じレベルでしたが、何が苦手かなど、違っていました。それでも3ヵ月滞在すると英語が聞けるようになってきたり、ボキャブラリーが増えたりしたのが実感できました。木曜日に行われるレベルチェックテストでもレベルが上がっていましたが、クラスメイトをとても気に入っていましたので、そのままのクラスで授業を受けていました。クラスにとどまったりアップしたりは、本人の希望で良いようです。卒業までには入学時より2 段階レベルが上がっていましたが、参加していないレベルのクラスもありました。学校には本来日本人スタッフが常駐しているのですが、入学当初はちょうど出張中でしたが、代わりに長く在籍している日本人の生徒がお世話をしてくれました。お昼は学生として授業を受けて、放課後は学生のお世話と、大活躍の方でした。

また、いつか

マルタ島自体そんなに大きくないので、島のことはほとんど把握してきました。中でもお気に入りは、アパートのあるスリーマの海辺で日向ぼっこをすることです。でも、日差しが強いのでサングラスと日焼け止めは必需品。それ以外にも、ゴゾ島、コミノ島、金曜日の授業終了後は、LCC を利用して、イタリア、フランス、イギリス、スペイン等の海外旅行に、手軽に小旅行ができたのも魅力でした。
勉強だけでなく、人との出会いや、いろんな国への観光を体験できた中身の濃い3ヵ月でした。いまは帰国して日常に戻り、少し英語も遠のいていますので、また、機会があれば新しい体験へ出発したいと思います。