Voice 留学体験談
剣道を通して人脈が広がった有意義な留学
飯田 伸二さん
PROFILE
ご職業 | 社会人 |
---|---|
国・都市 | イギリス、ロンドン |
期間 | 4週間(2019年2月) |
学校 | ザ ランゲージ ギャラリー ロンドン校 |
参加プラン | ロンドン英語研修ホームステイ |
語学学校
私の場合は年齢が60 才ということもあり、学校の放課後、みんなと出かけようと言うのには少々壁がありました。しかし、授業中は本当に楽しく和気あいあいでした。毎週末、受けるテストがあり、最初は62点という結果で、先生が「気にしなくて良い」と声をかけてくれたものの、やはり、変な点数をとるのは嫌なので、翌週から、テスト前にはテスト対策の勉強をするようにしました。すると、62点だったところから76点、82点、90点と、毎週毎週、点数が上がっていきました。先生もすごく喜んでくれ、テストの点数が上がるというのは、いくつになっても嬉しいものだと感じました。毎週末のテスト結果が向上したことは大変うれしく、学校の思い出として強く残っています。
ロンドンで剣道の指導!
語学の勉強に加えて、剣道の指導をすることも留学の目的のひとつでした。剣道の指導を通して大変人脈が広がり、有意義な留学となりました。現地大学No1選手、各国の代表選手、イギリスの大学で研究をしている日本人の方など、多岐にわたる剣士たちと出会うことができました。イギリスで、剣道七段という高段者と稽古することや、指導を受けるという機会は滅多にあるものではないようなので、各道場での指導中も、稽古後のセカンド道場=PUB へ行ったときも、「先生、先生!」と、常にたくさんの質問を受け、学校で学んだ英語も活かすこと
ができたと思います。ロンドンで剣道という日本の文化に対し、真剣に取り組んでいる剣士の姿を見て本当に嬉しくなりました。私にできることがあれば、できる限りのことをしてあげたいと思いました。帰国後も彼らと連絡をとりあっており、大変貴重な財産となりました。
ホストマザーとの思い出
出発前から一番不安なことがホームステイでした。ホストファミリーはホストマザー1人だけのお宅でしたが、ボーイフレンドがおり、一緒に食事しながら、日本の文化から年金制度に至るまで色々お話ができました、ホストマザーとは年齢が近いこともあり、いろいろな話をすることができました。剣道についてはあまり知らない様子だったので、写真を見せながらどんなスポーツなのか説明したり、剣道のメンタリティについて話したりしたら、剣道はスポーツの域を超えていると大変興味を示してくれました。
帰国後、再就職につなげることができました
定年を迎え、時間ができたので留学をしましたが、帰国後ハローワークの外国人向けの相談員として再就職をしました。毎日4~5 人の外国人の方から相談を受けており、短いながらも留学して学んだことを活かすことができていると感じています。