Voice 留学体験談
勉強も観光も楽しんだ語学留学
神谷 陽香さん
PROFILE
ご職業 | 大学生 |
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国・都市 | マルタ、セントジュリアン |
期間 | 2週間(2018年12月) |
学校 | マジスター アカデミー |
参加プラン | 経験豊富な教師陣の授業をモニター価格で体験!マルタ英語研修 |
語学学校のクラスメイト
私が通った語学学校は閑静な住宅街の中にありました。ですが、徒歩1~2 分のところにたくさんお店があり、バス停もあったので不自由に感じませんでした。学校が終わった後に、すぐ遊びに行ける立地がお気に入りでした。学校の近くにフレンドリーな店主のいるレストランがあり、料理も美味しかったです。クラスはintermediateでした。クラスに馴染めるか不安でしたが、日本人がある程度いるクラスでレベルもちょうど良かったので、安心して授業を受けることができました。クラスメイトにはコロンビア、ブラジル、イタリア、トルコ、日本の生徒がいました。
私以外の生徒は学校の上に併設されている寮に住んでいました。寮の生徒だけでまとまっていたため、なかなか打ち解けることができませんでしたが、放課後に出かけたりホストファミリーの話をしたりすることで、徐々に打ち解けることができたと思います。
マルタのバスは要注意
マルタは電車がないため、基本的な移動手段はバスです。乗り換えをすれば有名な観光地はほぼ網羅できると思います。バスは時刻表通りに来ないことも多く、たとえ来たとしても、車内が満員の場合はバス停に人がいても素通りしてしまいます。そのことに一番驚きました。バスが来た時、運転手に見えるように、胸の前に手を突き出すようにして上げると止まってくれます。これが現地の人のバスの止め方のようです。また、バスの運転は荒く、座っていても手すりにつかまっていないといけないくらいでした。スピードを落とすことなくカーブに入るので、とても怖かったです。降車ボタンが点滅しバスが止まったのに誰も降りない時、運転手が「Noone?」と怒りながら言っていることもありました。日本だったら考えられないことばかりでした。日本のバスの正確さと運転手の丁寧さに、外国人が感動する理由がわかった気がします。
マルタの年越し
12月31 日の授業は午前中で終わりました。ですが、新年の授業は1月2 日から始まりました。日本のように休みは長くありません。31 日の23 時くらいに、カウントダウンが行われる首都バレッタへ行きました。
路線バスは混むため、ルームメイトが通う語学学校の送迎バスに乗せてもらいました。バレッタは人で溢れかえっていて、有名なマルタ人歌手がステージで歌っていました。10 秒前からカウントダウンが始まり、2019年になった瞬間、花火が上がり会場にいる全員で「HAPPY NEW YEAR!」と叫びました。その後は、音楽に合わせてひたすらダンスをしました。滅多にない、ダンスで始まる年越しでした。とても楽しかったです。ただ、街中にはクリスマスの飾りがあり、おせち料理も雑煮も食べない新年だったので、2019 年がきたことを実感するには時間を要しました。日本に帰国してから2019 年ということを、やっと実感しました。
ホストファミリーとルームメイト
私がお世話になったファミリーは、マザーとファザーとその息子さんの3 人家族でした。しかし、常に留学生を受け入れている家庭だったので、国籍豊かでとても賑やかでした。初めの1 週間はアルジェリア人、サウジアラビア人、日本人2 人、私で暮らしました。後の1 週間はウクライナ人、日本人、私でした。その3 人で携帯ゲームをしたり、ゴゾ島に観光に行ったりしました。また、お互いの国の話をして母国語を教え合いました。マザーのごはんはとても美味しくて、毎日の夕食が楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。マザーは、それぞれの留学生の食べる量を覚えていました。食べるスピードでその日の体調がバレました。本当にマルタのお母さんです。クリスマスとニューイヤーデイには、マザーがコース料理を振る舞ってくれました。特に、揚げたジャガイモとチキンが美味しかったです。