Voice 留学体験談
50才以上のLaDolceVitaコースに参加しました
日向さん
PROFILE
ご職業 | 社会人 |
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国・都市 | イタリア、フィレンツェ |
期間 | 2週間(2014年5月) |
学校 | スコラ・レオナルド・ダビンチ フィレンツェ校 |
参加プラン | イタリア(フィレンツェ)語学研修ホームステイ |
イタリア留学のきっかけ
仕事が忙しかったので退職したら何かやりたいなと思っていた時、ISSで何度も海外研修に参加されている友人から「こんなことも出来るよ」というお話を聞いて自分も挑戦してみようと考え始めました。数十年間イタリアのミラノ、ベニス、フィレンツェなどを観光旅行で行ったことがあり、その時にフィレンツェがとても魅力的で、いつかここに長く滞在したいとずっと思っていたので留学先に決めました。イタリアに行くと決まってからNHKのイタリア語講座を聞いて勉強しました。全くイタリア語を勉強した経験がなかったので、基礎から少しでもやっておいた方が良いかと思い、テキストを買って勉強しました。
学校生活
学校では、50才以上の方が参加するコースを選びました。クラスには、スウェーデンやドイツ、スイス、フランス、アメリカなど様々な国から留学生が来ていました。アメリカ人はイメージ通りで、根っから明るくクラスの中では盛り上げ役でした。イタリア語は難しかったですが、先生が熱心に教えてくださり頑張ることが出来ました。授業では横の席のドイツ人がこっそり答えを教えてくれたりと皆で楽しくイタリア語を学ぶことができました。午後には毎日アクティビティがあり、料理教室や美術館、手工業の工房、ワインを作るところを訪ねたりしました。アクティビティはイタリア語初心者も上級者も一緒に参加するので、会話が上手く通じなくともコミュニケーションを取りながら楽しみました。同年代だからか、一体感、連帯感があって良かったです。
ホストファミリー
ホストファミリーはとても親切で温かい方たちで大変良くしていただきました。学校の宿題で分からない部分や簡単な言葉などはホストの子どもたちが教えてくれました。言葉が分からないときにはパソコンの翻訳サイトを使ってお互い会話をしました。最終日には、ホストマザーから素敵なドウモのデッサン画をいただきました。学校に行くときも、待ち合わせ時にも毎日目にしていたドウモは私にとって一番の思い出の場所であり本当に感激しました。この絵は家に飾って大切にしています。退職して自分へのご褒美として来たという方、世界各国を周っているという方、子どもが独立して自由になりイタリアに来たという方、自分と同じような境遇の同年代の方々は世界にいて同じことを考えていることが分かりました。また、日本は本当に素敵な国だと再認識することもできました。勇気を出して一歩踏み出せば、今までとは全く違う世界の感動が得られます。これからもチャレンジを続けていきたいと思っています。社会になにか還元できることもやってみたい。これからが始まりです。