Voice 留学体験談
マルタほど安全で人に優しい国は他にない!
K.Fさん
PROFILE
ご職業 | 社会人 (主婦) |
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国・都市 | マルタ、セントジュリアン |
期間 | 3週間(2013年9月) |
学校 | English Communication School |
参加プラン | ISSマルタ担当者お勧め!国籍バランスの整った学校で学ぶマルタ英語研修ホームステイ |
今しかない
学生の頃から留学の思いは持っていましたが、実現に至らぬまま結婚、育児をして過ごしてきました。ふと現実を見直してみると、娘も就職し、主人は親の介護で暫く実家に帰省することに。「今しかない!」と思い留学を決意しました。行先は気候が温暖で日本人も少ないと薦められたマルタ。思いのほか安く行けるのもありがたい留学先でした。行きの飛行機から、私の幸運が始まりました。偶然隣の席は、スペイン留学に向かう大学生。ドバイの乗り換えは難なくクリア。その人とはそこで別れたものの、マルタ行きの飛行機ではマルタの新婚カップルが隣に。ハネムーンで日本に来ていたとのことで、マルタの情報をいっぱい仕入れて到着することができました。マルタの初登校の日、学校についてウロウロしていると偶然ISSのスタッフの方が声をかけてきてくれました。夏休みでマルタに来て、学校巡りをされていたそうです。着いたばかりで授業もこれからの私に、「ヨーロッパの人は文法が滅茶苦茶ですから、自信を持ってください!」とアドバイスをくれました。
他の留学生にもらった自信
授業が始まると、私のクラスは全員欧州からの留学生で日本人は私だけでした。心細く思っていましたが、聞いていた通り文法の授業は私の独壇場でした。先生の質問に積極的に答え、若いクラスメートからも相談をされるようになり、何となく自信がつき、話をする機会も増え仲良くなりました。彼女たちは授業が終わると近くのビーチに出かけ日光浴や海水浴を楽しんでいました。私は水着を持って行っていなかったので残念でした。9月末でも泳げるのが不思議です。
What a kind!
ファミリーもとても良い方で、料理上手なママの決して贅沢ではないが、真心のこもった手料理は絶品でした。なんとお弁当まで作って持たせてくれました。学校のパティオ(中庭)にある校長先生手作りのベンチで、ママのお弁当を食べるのがいつしか私の日課になっていました。年齢が近いこともあり、家でもよく話せたのもラッキーでした。日本では方向音痴の私ですが、マルタは街全体がこじんまりしていて、交通もバスが完備していたので迷うことなくマルタを満喫できました。お弁当でお小遣いも浮いたので、ヘリテイジパス買って、マルタ内にある20の世界遺産を全部周る挑戦をしました。その際にも、地図とにらめっこしているだけで「どこへ行きたいの?」と声をかけてもらったり、「私も今から行くから一緒に行きましょう!」と、マルタの方の底抜けに親切な性格に幾度も助けられました。本当にマルタに来て良かったと思いました。
さぁ、勇気をだして
人間、顔形、言葉が違っても、根本は皆一緒で。言葉が十分でなくても心は通じ合えます。もちろん言葉が判ればもっと簡単に。皆さんの事情で、いつ留学するか?を考え迷われるでしょうが、「思った時が出かけ時」です。留学に行きたいと思うのなら、勇気を出してマルタに行ってください。こんな安全で、人に優しい国、他には無いと思います。