アムトラックでアメリカ横断！～サンフランシスコからニューヨークへ～

※サンフランシスコ、ニューヨークの2都市でホームステイ滞在をされました。

綺麗な街サンフランシスコ

サンフランシスコでお世話になったのは、アメリカ国籍のインド人で65才のホストファザーと55才のホストマザーでした。お宅は平屋建てで地下に倉庫がありました。サンフランシスコは地震が多いので平屋が多いとのことでした。着いた日にケーブルカーやトローリーの乗り方を教えてくれてとても親切なファミリーでした。午前中はレッスン。読み書きは日本でもできるので、レッスン内容を会話メインにしてもらいました。午後は観光名所になっている刑務所やチャイナタウン、ゴールデンゲートブリッジなどサンフランシスコの街を見て回りました。ある日本食料品店の若い店員に日本語で話したら、中国人で日本語は分からない様子。オーナーは日本人で仲良くなり、現地の話を聞きました。最近はサンフランシスコに来る日本人が少なくなった代わりに中国人が増えたとのことです。

列車で4日間の旅

列車でニューヨークに行く場合、シカゴを経由して4日もかかります。駅は段差が激しく、25kgのスーツケースを持っての移動は大変で腕も痛めてしまいました。シカゴまでは順調で、列車内は体格のいいアメリカ人向けに作られているため通路の幅や寝台列車のベッドなどとても広かったです。2階が食堂車で、テーブルは4人掛け、朝昼晩相席になる人々と話をしました。海外で色々な人と話すたびに思うのですが、海外の人は日本のことをよく知っています。例えば今回は福島の原発の事故の話題になりました。

夜中の0時にホストファミリーと待ち合わせ!

予定では夕方にニューヨークに着く予定でしたが、大木が倒れたりトラブルがありニューヨークに着いたのが夜中の12時でした。ニューヨークという街なので若干不安でした。ニヤニヤしながら黒人が私の方に近付いて来て何かと思いましたが、「Mr. Minoru」と書かれた紙を持っていたので安心しました。無事合流して地下鉄で一緒に移動。場所はセントラルパークの少し北にありました。家族構成は白人の綺麗なホストマザーと黒人のホストファザーと13才、10才の子どもたちです。ホストファザーはスイミングスクールで働いていて夜遅くなることが多かったです。レッスンはやはり会話中心で楽しみながら勉強できました。子どもはどういう理由か学校に通っていなく、母親が全て教えているようでした。人形の服を裁縫したり、ギターやオルガンなどとても器用な子どもたちでした。

皆でミュージカル観劇

ニューヨークに行きたかったのはミュージカルを観たかったからです。「チケット代は私が払うので一緒に行こう」とファミリーを誘ってミュージカルに行ったときは泣いて喜んでくれました。どうやらファミリーもミュージカルに行くのは初めてだったようです。ニューヨークで感じたのは地下鉄やバスではとてもマナーが良いこと。年配の人を見ると席を譲る人が多かったです。ただシートがプラスチックなので長時間だとお尻が痛くなります。今回の研修でやはり日本は綺麗で住みやすい国だなと感じました。また違う国にも行ってみたいです。