心地よかったイギリスの生活

学校生活

クラスは少人数で国籍も年齢も様々で皆英語を習得することに真剣です。先生はテンポよく、思考や会話が止まらないよう授業を進めます。当然ですが全て英語なので最初は戸惑いましたが、慣れてくると文法すら分かりやすく頭に入ってきました。学生時代の授業がこんなだったら英語も楽しく学べたかな…などと思いながら毎日通いました。留学期間の途中からグループレッスンを追加しました。毎日違うトピックについて7～8人でディスカッションをします。多少文法が間違っていても話した者勝ちです。授業で学んだこと、自国のこと、イギリスで体験したこと、自分の考えなど、伝えるということをとても意識しました。毎週末に催される課外アクティビティも友だちを増やす良い機会です。初対面の方と1日観光なんて日本ではあり得ませんよね。でも楽しく過ごそう！という気持ちで通じ合えて、楽しい思い出作りができました。

ホームステイ体験

ホストマザーには感謝の気持ちでいっぱいです。滞在中不自由することなくステイさせてもらえただけでなく、家族や友人とのパーティーや趣味に同行させてもらいました。より多くのネイティブの方と知り合い、時間を共有できたことが今回の留学での一番の宝です。シェフはイギリスのトラディショナルフードを料理してくれました。ウクレレが趣味のお隣さんとは一緒にウクレレを練習しました。帰国時にホストマザーがウクレレをプレゼントしてくれて、ネットを通じてセッションすることになっています（笑）。ヨガレッスンにも参加することが出来ました。ホームパーティーでは子どもたちと折り紙を折りました。語り切れないほど素敵な体験をしました。いつもの日常生活に1人の友人のように迎え入れ、共に生活してもらえたことで自分の中でも非日常感がなくなりました。帰国時には皆さん仕事で忙しいのにお別れパーティーを開いてくれて、再会を約束しました。

冒険

1人で行動する日を作り、地図とガイドブックを片手に近くの観光地を見て回りました。何をするのも初体験のことばかりで、子どもみたいにワクワクしました。歴史的建造物を見たり、公園でのんびり散歩したり、カフェで一息ついたり。1人で考えているより、相談したり行動してみると、不思議と願いは叶うもので、そこにはより多くの学びがありました。ホストマザーと愛犬と2泊3日の小旅行も忘れられません。家族や友人と自然の中で、のんびり休日を過ごす、そんなイギリスの文化がとても心地よかったです。

帰国して

渡英前は不安でいっぱいでしたが、あっという間の留学でした。英語を学ぶということは1つの手段であり、目的ではありません。もっと多くのことを見たい、知りたい、コミュニケーションをとりたいと強く思ったことで、そのことに気付きました。そして今また、より英語スキルを向上したいと思うのです。また機会を作って挑戦したいという夢も…