大好きなイギリスの生活に触れて

私のホストファミリー

仕事を退職したら大好きなイギリスの生活に触れてみたいとの思いで出かけてみました。ステイ先はOxfordから車で30分のFinstock、隣町へは1時間に1本のバスだけ、しかも月曜日は運航しない、Village Shop & Postが1つという片田舎でした。自力や公共の交通機関では出かけることが難しかったため、ファミリーが気を遣って私が行きたかったコッツウォルズ地帯に何度も連れて行ってくれ、それが仲良くなるきっかけにもなりました。ステイ先は私とほぼ同年代、共に67才のご夫婦で、先生はホストファザーです。年齢が私と近かったの世代間ギャップもなく、また趣味も共通していました。ホストマザーが村の友人を訪ねる時は私も一緒、皆さんは必ず快く迎えてくれ話しかけてくれます。イギリスの懐の深さを見た思いがします。レッスンは毎日3時間でした。先生のレッスンの進め方は英語に対して興味が沸くように組み立てられていて、使用したテキストが大変優れていたと思います。レッスン後は大抵マザーと一緒に買い物や趣味のウォーキングに出かけ、日曜日にはファザー＆マザーとコッツウォルズ地帯を観光したり、ウォーキングをして美しいイギリスのカントリーサイドを堪能できました。

イギリスについて感じたこと

イギリスの方は本当に話し好きでした。日曜日には友人と会って1週間分の出来事をウィットを交えながら話していました。残念ながら私にはマシンガンのような速さの英語のすべてを聞き取ることはできないまでも、クィーンズイングリッシュの美しい響きと雰囲気は最高！！イギリスではナショナルトラストが自然保護にあたり、地主がフットバスを提供しウォーキングを楽しむ仲間がルールを守るということが当たり前になっています。だからこそあの美しいカントリーサイドがあるのでしょう。ここFinstockの人々は、この豊かで美しいカントリーサイドで少なくとも時間に支配されず自らの人生を楽しんで送っていました。そのことが私には一番印象深く、私もそんな生き方をしていきたいと思いました。

3週間の留学を終えて

ここでの3週間のレッスンは手始めです。今後は日々英語が耳に入ってくる環境を作ること、努めて英語を聞く方法をとることをしなければ上達はないということがわかりました。新しいことを覚えるには時間がかかる年齢になりましたが、少しでも学習を続け、もう一度あの片田舎での生活を楽しみたいと思っております。