留学前にやっておけば良かった事Best5
留学の出発前は、パスポートやビザの手続きや持ち物の準備などについ時間をとられがちで、実際に現地にいくと「これやっておけばよかった」なんてものがあります。
今回は、ISS留学ライフで留学をして帰国した方へのアンケートにおいて「出発前にやっておけば良かった事」をランキングにしてまとめました。
5位:交通手段を調べる
現地に到着してからホストファミリーに聞く、現地についてから調べるというのももちろんアリなのですが、ホストファミリーの英語が理解できなかったり、滞在先のインターネットの環境が整わず、思うように調べられないこともあります。次の日からの交通手段が分からないと学校に行くのも不安ですよね。ですので最低限、滞在先から学校まで「何を利用して(電車かバスか)」「いくらかかって」「どのくらいの時間がかかるのか」「乗る場所と降りる場所」は調べるようにしておきましょう。
【帰国者の声】到着後ホストファミリーに最寄りのバス停と乗るバスを教えてもらってバスに乗ることはできたけど、降りるバス停が分からず適当な場所で降りました。モバイルWi-Fiを持っていなかったのでフリーで使えるところで調べながらバス停から学校まで向かいましたが20分くらい歩きました。事前に降りるバス停をちゃんと調べておけば良かったなと思いました。
4位:WhatsAppをダウンロード
「WhatsApp」はスマートフォン用のメッセージアプリです。日本では「LINE」が主なツールですが、欧米諸国ではLINEよりもWhatsAppが流通しています。 Statista の「Most popular global mobile messenger apps」を見ても分かるように、全世界で最も利用されているのはWhatsAppで、LINEは6位以内に入っていません。
それでは、なぜ出発前にWhatsAppをダウンロードしておいた方が良いかというと、WhatsAppの登録には6桁の認証コードを入力する必要があり、その認証コードはSMSで受け取らなければいけません。その認証コードが海外にいるとうまく受け取れなかったり、機内モードなどで利用を制限している人はそもそもSMSの利用ができないのです。
【帰国者の声】学校で仲良くなったドイツ人の子とラインを交換しようと思ったら相手が使っているのがWhatsAppで、その場でインストールできなかったので連絡を取り合うことができなかった。帰国してからも結局連絡をとる手段がなくてすごく仲良くなったのに残念でした。
WhatsApp以外にも留学前にダウンロードしておくべきアプリをこちらでご紹介しています。
3位:英語の試験を受ける
「これから留学に行くのにその前に英語の試験を受ける必要があるのか?」「英語力が上がってから受けたい」と思われがちですが、そもそも留学前の英語力が分かっていなければ、留学によってどのくらいレベルアップしたのかもわかりませんよね。長期で通うのであれば学校のクラスのレベルが上がっていくので目に見えて成果が分かりますが、短期ではレベルが上がった、という指標がありません。
また短期、長期に関わらず留学によって英語力が上がったという明確な指標があれば、就活時のアピールにもなります。
【帰国者の声】1ヵ月の留学から帰国した後すぐにTOEICを受けたが、そもそも行く前にどれくらいとれたのかが分からなかったので、行く前にも受けておけば良かったと思いました。
2位:国の文化や歴史を学ぶ
語学学校での授業やアクティビティでは、国の文化や歴史がテーマとなることがよくあります。例えば、以前アメリカ留学をした方は、授業で「大統領選挙」のディベートを行ったそうなのですが、大統領制の知識が全くなかったので発言ができなかったそうです。英語では難しい文化や歴史のテーマも日本語で事前に調べておけば授業での課題やディベートがすんなり理解できるはずです。
【帰国者の声】マルタに行ったときに、アクティビティで歴史的な遺産や建物を巡りましたが、それが何なのか英語の説明ではよく分からなかったので、行く前にちゃんと調べておけば、より深みのある観光になったなと思いました。
1位:英語の勉強
やはり「英語の勉強」がダントツの1位。やるに越したことはないと分かっていながらもついつい他の準備や仕事、学校などに時間を取られてしまい出発を迎え、いざ現地につくと「やっぱり英語の勉強をしておけばよかった」という方が沢山いらっしゃいます。
なぜ出発前にやっておいた方が良いのか
1番の理由は「クラス分け」です。語学学校のクラスは初日、あるいは出発前のテストによりレベル別にクラス分けがされます。このクラス分け、ほとんどの国、語学学校において低いレベルに日本人が集まり、高いレベルにヨーロッパや南米の生徒が集まります。
「日本人比率の低い学校」に行ったはずなのに1番下のクラスになってしまったがためにクラスには半分以上日本人がいた、なんてことも。
また、長期の場合であっても最初のクラスがレベルが低く日本人が多いクラスだとそのまま日本人の子と一緒に過ごす時間が長くなってしまいがちです。
そうならないためにも是非出発前に英語の勉強をしっかりして、レベルをあげてから留学をスタートさせてください。
ISSでは出発前の英語講座をお申込み時から無料でご参加いただけます。
やっておいた方が良い英語の勉強 Best3
3位👑発音(リスニング)
【帰国者の声】文字でばかり勉強していたため、実際に現地の人がしゃべっていることが全然聞き取れず苦労した。リスニングで発音を学んでおけば良かったです。
2位👑基本的な文法
【帰国者の声】質問された時に単語でしか返すことができず悔しかったです。次回は基本的な文法を勉強して文章で返答できるようになりたいと思いました。
1位👑単語
【帰国者の声】ファミリーに話しかけられた時に「Yes」「No」「Thank you」くらいしか答えられずもどかしい思いをした。出発前にもっといろんな感情表現の単語を覚えておけば良かったです。
番外編①:観光の計画をたてる
短期の方ですが、滞在が1~2週間しかない場合、週末の観光は日数が限られます。また、到着してからも新しいことを覚えるのに忙しく、なかなか観光のプランを立てる時間がとれないことも。時間の限られた留学の場合は是非出発前に観光のプランを立てておいてくださいね。
【帰国者の声】2週間の留学で週末観光が2日しかなかったので学校のアクティビティに申し込みをしたが、帰国してからもっと興味のある観光地を見つけて、そこに行けば良かったと後悔しました。事前に調べておけば良かったです。
番外編②:洋楽を聴く
リスニングの勉強になるだけでなく、洋楽に詳しいと他の国のクラスメイトと話が弾みます。特に中高生のプログラムではアクティビティにディスコやカラオケがあります。そこで知っている洋楽が歌えると一躍人気者に…!?
【帰国者の声】アクティビティでカラオケがあり、Queenの「Bohemian Rhapsody」を歌ったらすごく盛り上がりました!その後フランス人の子が話しかけてきてくれて嬉しかったです。
番外編③:日本のことを知る
長年暮らしていても実はよく知らない日本のことってありますよね。留学中は他の国のクラスメイトやホストファミリーから「日本代表」としてよく日本について質問をされます。
留学中、日本について良く聞かれることはこちら
英語で言える?日本の魅力10選ホームステイの家族や語学学校の友人との会話の中で、よく日本について聞かれることがあります。その時にしっかり伝えられるように事前に準備しておきたいですよね。そこで…
番外編④:いろんな国の挨拶を覚える
語学学校の学生達は、様々な国から英語を学びにきています。学校内で話す言葉はもちろん英語ですが、時には自国の言葉を話したくなる時も。そんな時に色んな国の言葉を知っているとそれだけでその子と仲良くなるきっかけになります。もちろん、英語の勉強が優先ですが、余裕のある方はぜひ覚えてみては。
【帰国者の声】留学中、何人かの人が自分にむかって「KONNICHIWA」「ARIGATO!」と言ってくれてとても嬉しかった。自分はその国の言葉でそれに返すことができなかったので、スペイン語やドイツ語の挨拶だけでも覚えておけばよかったな、と思いました。