留学したい気持ちを親に打ち明けるときのポイント!

親に「留学したい!」と伝えたいけど、どう伝えるのがいいでしょうか?
友達が留学して楽しそうだった、SNSで留学生活を見て憧れを抱いた、学校の先生に勧められたなど、きっかけは人それぞれ。仲の良い友達が留学から帰ってきて英語が流暢になっていたり、異文化に触れた話を楽しそうにしているのを聞いて、自分も挑戦してみたいと感じることもあるでしょう。
しかし、いざ親に「留学したい!」と伝えるとき、どのように話せば理解してもらえるのでしょうか?
反対されるかもしれない…という不安もありますよね。
この記事では、親が抱える不安や疑問を理解し、それに適切に答えられるよう準備する方法を解説します。親にしっかりと納得してもらうための具体的なポイントを押さえれば、きっとスムーズに話を進めることができるでしょう。
まずは親の気持ちを理解する

まずは親の気持ちになって考えることが大切です。お父さん、お母さんの立場になって今の状況を捉えてみましょう。ここまで大切に育ててきたあなたに「留学したい」と言われたとき、親はきっと次のようなことを考えるはずです。
① どこまで本気か
「口だけではないか?」「本当に行きたいと思っているのか?」親としては、あなたの本気度や目的を知りたいと思うものです。単なる憧れや気まぐれではなく、明確な理由があることを伝える必要があります。
② 留学費用はどれくらいかかるのか
留学には多くの費用がかかります。学費、滞在費、生活費、渡航費など、合計するとかなりの金額になることも。親が負担する場合、費用面の具体的な話を避けて通ることはできません。
③ 安全面は大丈夫か
親にとって大事な子どもを自分の目の届かないところへ送り出すのはとっても不安なことです。特に海外となると日本と比べて治安が悪い場所も多く、犯罪やトラブルに巻き込まれるリスクを心配する親は多いです。
④ 日本での学業への影響
「今通っている日本の学校はどうするのか?」「休学するのか?」「卒業は遅れるのか?」「進路への影響は?」など、現在の学業への影響を気にする親は多いです。計画的に考えたうえで説明することが大切です。
⑤ 渡航先の環境に馴染めるのか
親としては、行くからには楽しい経験をしてほしいものです。食事や衛生面、文化の違い、人間関係など、海外生活で適応できるかどうかも親にとっては気になるポイントです。
いかがでしたか?親の気持ち、理解できましたか?応援したいと思う反面、心配するのも不安に思うのも、あなたのことを大切に思っているからです。自分の気持ちをぶつけるだけではなく、そんな親の気持ちを理解して、建設的な話し合いができるようにしましょう。
親からの理解を得やすい話し方のポイント

いよいよ親に「留学したい!」と伝えるとき。どのように話せば納得してもらえるのか悩みますよね。親にとって不安に思うポイントに寄り添いながら説明することで、よりスムーズに話を進めることができます。以下のポイントを意識して、分かりやすく伝えましょう!
① 留学の目的を明確にする
「なぜ留学したいのか?」「留学で何を学びたいのか?」を具体的に説明しましょう。
例えば
「短期留学で現地の学校生活を体験し、異文化に慣れることが目的」
「長期留学で専門的な知識を学び、キャリアにつなげたい」
など明確な目標を示すと、より本気度が伝わります。
② 留学計画を具体的に示す
具体的な情報を整理して親が安心できるように説明しましょう。
・留学先の治安や生活環境
現地の治安はどうか?生活しやすいか?公共交通は便利か?
・留学期間やプログラムの内容
短期か長期か、どんな授業があるのか、語学以外に文化体験やインターンシップができるのかをチェックしましょう。
・費用とその負担方法
学費や滞在費、生活費、保険料、渡航費など、留学にかかるお金をしっかり計算し、奨学金やアルバイトの可否、親の負担の範囲を明確にしましょう。
・日本の学業との兼ね合い
学校を休学するのか、長期休みを活用するのか、卒業や進学に影響がないかを考えて計画を立てましょう。
③ 親の質問に答える準備をする
親は不安や疑問からさまざまな質問をしてくるはずです。事前に考えを整理し、しっかり答えられるように準備しておきましょう。
よくある親からの質問
- なぜ今留学する必要があるのか?
→例:「今のうちに海外で生活し、視野を広げたいです。将来の仕事に役立てるために、学生のうちに挑戦したいと思っています。」 - 留学費用は誰が出すのか?
→例:「自分でも貯金を使い、奨学金やアルバイトで一部を負担するつもりです。サポートしてもらえる範囲を相談させてください。」 - 留学中の生活はどうするのか?(ホームステイ?学生寮?)
→例:「ホームステイを希望しています。現地の文化を学びながら、安心して生活できる環境を選びました。」 - 留学後の進路はどう考えているのか?
→例:「留学で学んだことを活かして、英語を使う仕事に就きたいと考えています。」 - 留学先でトラブルに遭った場合、どうするのか?
→例:「現地のサポート機関や日本大使館と連携し、すぐに対処できるように準備します。」
④ 親と一緒に考える姿勢を見せる
留学はあなただけの問題ではなく、親にとっても大きな決断です。一方的に説得するのではなく、「一緒に考え、協力して留学を実現させよう」という姿勢を見せることが大切です。
⑤ 落ち着いて、誠実に話す
感情的にならず、落ち着いて話しましょう。親が「費用がかかるから難しい」と言ったとき、「奨学金を調べて自分でも負担するよ」と伝えると、納得しやすくなります。
大切なのは、一方的に意見を押し付けるのではなく、親の不安をしっかり聞きながら一緒に考えることです。
まず何から始めたらいい?
「説得材料になる情報が揃っていない」「何から始めればいいか分からない」という方は、ぜひISS留学ライフのカウンセリングを活用してください!
カウンセリングでは、あなたの留学の目的や希望を整理し、親御さんの不安を解消するための情報を提供します。費用の見積もりや留学先の治安、学業との両立方法などについて詳しく説明し、最適なプランを一緒に考えます。親御さんと一緒のご相談も大歓迎です!
まとめ
親に留学したい気持ちを伝える際に重要なポイントは以下です。親の気持ちに寄り添ったうえで、自分はどんな留学をして何を得たいのか、しっかりと考えることが大切です。
- 親の気持ちを理解し、不安を先回りして考える
- 目的や計画を具体的に示し、本気度を伝える
- 親の質問にしっかりと答えられる準備をする
- 一緒に考える姿勢を持ち、冷静に話す
親の理解を得ることができれば、留学への第一歩がスムーズになります。しっかり準備をして、自分の夢を実現させましょう!