今、ドバイ留学が人気な6つの理由とおすすめ観光地5選
ヨーロッパに旅行や留学へ行きたい!そういった時によく使われる航空会社をご存知でしょうか。もちろんイギリスや各ヨーロッパ諸国であれば直行便がありますが、少しでも値段を抑えたい方によく利用いただく航空機にエミレーツ航空があります。エミレーツ航空は中東の国アラブ首長国連邦のドバイの航空会社です。
日本からドバイに行き、ドバイで乗り継ぎをしてヨーロッパへ!ということはよくあるのですが…実はこのドバイ、最近は「英語を学べる留学先」としても人気が出てきています。特に、周りの人とはちょっと違う留学がしたいという方に打ってつけ。実際にドバイ留学を経験したことがあるISSスタッフが、ドバイ留学の魅力をお届けします。
[toc]そもそもドバイってどんなところ?
ドバイというと、超お金持ち?石油で儲かっている?高級な車、高いビル、砂漠…などのイメージがあるでしょうか。 ドバイはアラブ首長国連邦を構成する首長国の1つで、中東屈指の経済都市です。 あまりピンとこない方に説明すると、ドバイは中東の中でも外資系企業を多数誘致し、巨大な金融市場としての役割を担っています。
そして「世界一」をテーマとする観光名所を生み出すことにより観光地としてのブランドを築いています。なんとドバイの国際空港は年間の利用者数「世界一」を誇っています。ドバイは金融と空路の世界的ハブとしての役割を持つ都市として覚えておくと良いかもしれませんね。
ドバイ留学が人気な6つの理由
①国際色豊かな環境でグローバル体験ができる
ドバイは現在、国際的な研究拠点としての地位を確立しようとしています。数多くの国際大学を網羅し、125 ヵ国2万人の学生に対し400 以上の教育プログラムを提供しています。そのため街には様々な人種が集まっているのです。人口の85%が外国人と言われるドバイでは、外国人なのが当たり前!日本人でもアウェイ感なく現地に溶け込むことができます。
また、語学学校のES Dubaiでも毎年65 ヵ国以上の様々な国籍の生徒が集まっていて、様々な国籍の友人を作ることが出来るのです。
②意外と物価が安い
豪華なイメージのドバイなので物価も高そうですが、生活費は欧米よりも安く抑えられます。日本円にすると以下のような価格です。
タクシーの初乗り | 360円 |
メトロの初乗り | 90円 |
飲料水 500ml | 45円 |
マクドナルドのセット | 680円 |
シェアハウス家賃 | 90,000円(1ヵ月) |
また、語学学校の授業料も欧米だと1週間あたり300ドルが相場ですが、ドバイならそれ以下!実は欧米より費用を抑えることができます。
③治安が良く、安心して滞在できる
ドバイをあまり知らないと、「治安が悪いんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが…実はかなり治安の良い都市なんです!その理由として「国が豊か」ということがあるかと思います。生活に困窮している人の割合が高いと、どうしても犯罪率も上がってきますが、ドバイが豊かであることが1つの要因となっていそうです。
ドバイの学校スタッフも「ドバイでは軽犯罪も見られず、タクシーのぼったくりや、鞄のひったくりもほぼ無いと言い切れます。もしかすると、日本よりも安全なのではないかと私自身も感じるほどです。」とおっしゃっています。
④ビザの手続きが簡単
30日以内の滞在であればビザは不要。30日を越える場合は学生ビザを取得しますが、 語学学校のES Dubai であればビザの手続きを全て代行してくれます。
⑤学生ビザならアルバイトができる
31日以上の滞在ですと、③の通り学生ビザの取得が必要です。この学生ビザの留学生でも、現地でアルバイトが可能です。生活費の一部を現地で稼ぐことができるので、少しお小遣い稼ぎをしたいという方にもおすすめ。また長期滞在であれば、英語の勉強以外に何か別の活動をしてみたいという方も多いのではないでしょうか?ドバイでアルバイトをするなんて経験は、なかなかできないので可能であればトライしてみましょう◎
⑥上手くいけば、将来の人脈作りも可能
①の通り、ドバイは国際的な研究都市、学術都市としての地位も高まってきています。ドバイには世界中から優秀な学生や社会人が集まってくるため、将来国際的に活躍したいと思っている方にはとてもオススメ!将来の仕事への人脈作りやビジネスチャンスに出会えるかも?
ドバイのおすすめ観光地5選
ドバイ留学をするなら、日本や欧米留学では体験できない、ドバイらしいスポットに行ってみたいですよね!前述の通り、ドバイでは「世界一」をテーマとする観光地がたくさんあります。もともとは砂漠だったエリアに、次々に想像を絶する施設を建てていくドバイは只者じゃない!そのスケールもさながら、多くの可能性を感じさせてくれる都市でもあります。具体的な「世界一」の観光地を見て行きましょう☆
①「世界一」の高さ828mのビル「ブルジュ・ハリファ」
人類史上最も高い建物と言われる、ブルジュ・ハリファ。 ドバイには300~400m程の高層ビルが多いのですが、その中でもダントツの高さ。私が行った頃はまだ建設途中でしたが、圧倒的な存在感を放っていました。トム・クルーズ主演の映画『ミッション・インポッシブル』の舞台としても有名です。 2019年には152/153/154階に新たな展望台「The Lounge」ができ、連日満員とのこと。行きたい場合は事前予約しましょう。
②「世界唯一」の7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」
超高級な7つ星ホテル。レストランやアフタヌーンティーの利用なら少しは手頃です。宿泊客・レストラン・スパの利用者しか入れないのですが、近くまで行って写真撮影する人で賑わっています。青い海に堂々とそびえるブルジュ・アル・アラブを是非写真におさめてみてくださいね。
③総面積111万平方mの「世界一」大きなショッピングセンター「ドバイ・モール」
ドバイで私が一番驚いたのはショッピングモール。こちらの特徴はなんといってもモールの中央が屋内スキー場になっていることです。ドバイという砂漠地帯の中にスキー場を建設してしまう、その発想に驚きを隠せませんでした。雪の降る国に住んでいる私たちからしたら、ドバイに来てまでスキーをしたいと思わないかもしれませんが、一年中スキーを楽しめるということはとても魅力的で贅沢ですよね。スキー場がありながらも、しっかりとモールらしく様々なお店が入っているのでショッピングも同時に楽しむことが可能です。
④年間利用者数が「世界一」の空港「ドバイ空港」
ドバイ国際空港はアジアとヨーロッパを結ぶ世界的なハブ空港となっており、利用者数がなんと世界一!実際に行ってみるとそのすごさに圧倒されます。まず、空港自体がとても広く、豪華。夜中でも飛行機が飛び続けるので、空港内のレストランやショップは24時間営業となっており、夜中であることを忘れてしまうほど。
そして最高なのが「ドバイ・コネクト」というサービスです。ドバイ国際空港でのトランジット時間が一定の条件を満たしている場合(通常は8時間以上~24時間以内)、空港近くのホテル滞在や空港送迎、食事券の提供がされるサービスです。これをしたいがために、あえて長い待ち時間のフライトを予約する方もいるようです(笑)気になる方はISSスタッフまで。
⑤街並みの観察も面白い
最後にここは観光地ではないのですが、意外にもドバイは街歩きが楽しいです!どこかしらで工事が進んでいるドバイですが、移動はやはり車やバスが多くなります。車やバスに乗っている間、ドバイの特長的な街並みを是非観察してみてください。中心地はビルが多く発展していますが、少し車で走れば砂漠地帯が広がっています。そしてまた少し走れば建造物が見えてきたり、唐突にモールだけがドカンと建っていたりと、日本では見たこともない景色が待っています。日本のように国土の7割を山々で覆われているところからは全く予想の範疇を超える出会いの連続です。それは住宅も例外ではありません。住宅地も日本のように所狭しに建っているわけではなく、一軒家が間隔を置いて乱立しています。そのためお隣さんのところで行こうと思えば徒歩でも3分以上はかかります。
ドバイで過ごす上での注意点
最後に、気候も文化も日本と全然違うドバイで過ごす上でも注意点です。
華やかな場所でも靴は汚れる
どんなに家や施設が華やかでも、結局は砂地なので靴はスニーカー等の汚れても良い靴を持っていくことをオススメします。そのほかにレストランやホテルにも履いていける靴が一足あるとドバイでは困らないかもしれません。
イスラム教の知識を得ておく
中東はイスラム教の方が多く住まわれています。そのため、宗教上のタブーに関してある程度知識を得ておく必要があります。有名なものも多いですが、 宗教上の理由から豚肉は食べません。(もちろん、自分自身が現地で豚肉を食べることは可能です!スーパーにはノンムスリムコーナーがあり豚肉を購入することもできますし、レストランによっては、豚肉の料理を食べることも可能です。)
もう1つ飲食において気を付けることはお酒です。これも有名ですが、原則として成人であってもイスラム教の方はお酒を飲みません。なので、ホームステイの場合には、買って帰ることもしないようにしましょう。どうしても飲みたいときは1人か、イスラム教でない友人と一緒に外出時に飲むのがオススメ。 ちなみに、外国人をターゲットとした飲食店やレストランではメニューにアルコール類のリストがあるので、そういった場所では気兼ねなくお酒を楽しむことができます。
ラマダンの時期を知っておく
ラマダンの時期になると、イスラム教徒は日が出ている時間は飲食ができません。ラマダンは毎年11日ずつズレが生じており、2022年は4月1日~31日となっています。私たち日本人が従う必要はありませんが、皆さんが我慢されている中、堂々と飲食することは控えた方が良いでしょう。ただ、ほとんどのレストランは通常通り営業しており、外食が可能です。イスラム教徒に配慮して、カーテンやパーテンション等で飲食の様子が 外から見られないように工夫されています。
外国人がラマダン時期に断食を強要されることはまずありませんが、ラマダンが行われているという雰囲気は感じられると思います。
余談ですが、現地の知り合いの女性は自身を妊婦だと偽ってラマダン中も日中に食事をとっていました(笑)私たちが想像する以上にラマダンというのはきついのかと思いますが、そういった人もいるのだなと当時は思ったのを覚えています。ちなみにラマダンは子供、老人、妊婦や病人等は対象から外れます(一部例外有り)。
ドバイという場所やそこに住む人々について、少しばかりイメージをつかんでいただけましたでしょうか。写真等を検索すればドバイのすごさを知ることはできると思いますが、今回は写真ではなかなか感じ取れない部分について記事にさせていただきました。少しでもイメージを掴み、ドバイ留学に興味を持っていただければ幸いです。