フランス留学を満喫しよう!パリから行けるフランスの素敵な街10選
フランスは、TGVやSNCFといった高速列車が発達していて、パリを拠点にして東西南北いろいろなエリアへ気軽に旅することができます。フランスは、スペイン・ベルギー・ドイツ・スイス・イタリアと国境を接しており、地方によって文化や風景も様々。パリ以外にもおすすめの地方都市はたくさんありますが、実際にパリに留学していたISSスタッフが特におすすめな10つの素敵な街をご紹介!日帰りで行ける街、1泊したほうが楽しめる街など色々あるので是非最後まで読んでくださいね☆
[toc]下記の記事ではパリのおすすめスポットを紹介しました。
①睡蓮で有名なジヴェルニー(Giverny)
ジヴェルニーはクロード・モネが生涯の半分を過ごした場所です。モネといえば印象派の画家で「印象・日の出」「かささぎ」「アルジャントゥイユのひなげし」「睡蓮」(この作品はパリの美術館で鑑賞できます)など沢山の作品を残しています。日本人には睡蓮が一番有名でしょうか。モネはジヴェルニーの自宅で多くの睡蓮を描いていて、作品のモチーフになった場所も見ることができるので、訪れてみてはいかがでしょうか。まるで絵画の世界に入り込んだような気分になれますよ。
ジヴェルニーはパリから電車で 片道45分程。MAPは下記より。
②ゴッホの最期の地”オーヴェル・シュル・オワーズ” (Auvers-sur-Oise)
ひまわりで有名なヴィンセント・ヴァン・ゴッホが最期に過ごした場所です。ゴッホは亡くなる前の2ヶ月間で、晩年の傑作といわれる「オーヴェルの教会」など、村の建物や風景をモチーフにした70点あまりもの作品を仕上げました。題材となった場所には複製パネルが置かれているので実際の建物とゴッホが描いた絵を見比べることができます。ゴッホ以外にも、ピサロやセザンヌらがこの地に訪れています。
オーヴェル・シュル・オワーズはパリから電車で 片道 1時間半。MAPは下記より。
③建築好きにおすすめ”ポワシー “(Poissy)
ル・コルビュジエという建築家をご存知でしょうか。近代建築の三大巨匠のひとりで、様々な建築物を残し「ル・コルビュジエの建築作品」として世界遺産にも登録されています(日本の国立西洋美術館も設計しています)。その中のひとつサヴォア邸(Villa Savoye)がポワシーにあります。20世紀の住宅の最高傑作の1つ。1931年に竣工され、フランスの歴史的建築物にも指定されています。90年近くたっているとは思えないほど新鮮さを感じることができます。住宅の中を見学することもできるので訪れてみてはいかがでしょうか。
ポワシーはパリから電車で 片道 30分。MAPは下記より。
④フランスにいながらドイツ感を味わえる”ストラスブール”(Strasbourg)
ドイツの国境近くに位置し、stras“bourg”という発音の通り、ドイツの影響を深く受けている街。アルザス地方の可愛らしい街です。地図上は遠いように感じますが、パリから特急列車で2時間なので日帰りでも観光できます!実際に私も、朝10時頃にパリを出発して、ストラスブールをばっちり観光して、夕方17時頃にはパリに戻ることができました☆ストラスブールの見どころは、「ストラスブール大聖堂」「木組みの家々が並ぶプティット・フランス」「フランスにいながらドイツっぽさを感じられること」でしょうか。パリとはまた違う、街並みの美しさに感動します。
ストラスブールはパリから電車で 片道2時間。MAPは下記より。
⑤映画の舞台としても有名”コルマール”(Colmar)
④のストラスブールと似た街並みですが、こちらも隠れた人気観光スポットです。同じくアルザス地方にあり、ドイツに近い街ですが、よりメルヘンチックなのがこのコルマール。映画『美女と野獣』で主人公のベルが暮らしていた街であり、映画『ハウルの動く城』でソフィーが暮らしていた街でもあります。映画に使われるくらい、メルヘンでおとぎ話のような街並みです☆ コルマールの見どころは、街並みがとにかく可愛らしい「旧市街」 、プティ・ヴニーズ(小さなベニス)でしょうか。特に何もしなくても、街歩きだけで楽しいので是非行ってみてくださいね。
コルマールはパリから電車で約2時間。MAPは下記より。
⑥世界一美しい湖”アヌシー(Annecy)”
アルプス地方の山岳風景に囲まれた、美しい自然風景を堪能できるアヌシー。地理的にはスイスのジュネーブに近い街です。『社会契約論』で有名な哲学者ルソーが青年期を過ごした街としても有名です。アヌシーの見どころは、「ヨーロッパ1の水の透明度を誇るアヌシー湖」「アヌシー城」「中世の面影が残る旧市街」「花いっぱいの運河」でしょうか。
パリからリヨンまで2時間、リヨンで乗り換えてアヌシーまで更に2時間と 片道 計4時間かかるので、1泊するのがおすすめ。MAPは下記より。
⑦フランスの世界遺産を見られる“シャルトル”(Chartres)
シャルトルは、ゴシック様式の”ノートルダム大聖堂”を中心とした町。ノートルダム大聖堂というのはパリ市内にもありますが、シャルトルにある大聖堂がとにかくおすすめ!ゴシック様式の建築は、天にいる神に近づこうと、高く高く建てられているのが特徴です。中に入ると、ヨーロッパ1と言われるステンドグラスの美しさに圧倒されます。
シャルトルブルーと呼ばれる青色を基調としたステンドグラスは、12~13世紀に造られたものがほとんど。面積にすると2500㎡もあります。このステンドグラスを見るだけでも行く価値アリですが、旧市街が美しい街並みも楽しめるのでオススメです☆
シャルトルはパリから電車で 片道 1時間半程。MAPは下記より。
⑧マリーアントワネットでお馴染み”ヴェルサイユ”(Versailles)
言わずとしれたヴェルサイユ宮殿で有名な街。宮殿だけに行く方がほとんどですが、実はヴェルサイユという街自体もとってもおすすめなんです!日本でいう城下町のような雰囲気があり、中世の街にタイムスリップしたような感覚になれます。石畳の道が続き、可愛らしいお店や教会、飲食店などが続きます。ヴェルサイユ宮殿を訪れる方は、少し足を伸ばして街歩きもしてみるのはいかがでしょうか。
ヴェルサイユまでのアクセスは何パターンかありますが、パリ中心地より電車で 片道 1時間程。気軽に行ける距離となっています。MAPは下記より。
⑨世界遺産”モンサンミッシェル”(Mont Saint-Michel )
こちらも世界遺産となっている、有名観光地モンサンミッシェルです。モンサンミッシェルは礼拝堂として建てられたと言われていますが、戦時中には要塞となったり、18世紀には監獄となったり様々な形を経て、今の形となりました。絶景を楽しむも良し、修道院を楽しむも良し、定番観光地なのでレストランやお土産もいっぱい。留学中に行きたい場合は、語学学校のアクティビティなどで安くツアーが組まれている場合もあるので要チェック。
モンサンミッシェルまでのアクセスは何パターンかあります。鉄道+バスだと片道3時間半程、長距離バスで行くと片道5時間程、観光ツアーで行くとプランにより大きく異なります。日帰りも可能ですがかなりタイトなスケジュールとなるため、1泊するのがおすすめ。MAPは下記より。
⑩街そのものが美術館!”ルーアン”(Rouen)
ルーアンといえば、英仏戦争でフランスを勝利に導いたジャンヌダルクでご存じの方も多いのではないでしょうか。セーヌ河が街中を流れていて、水運の拠点として栄えたフランス北西部の街です。ルーアン大聖堂(こちらも別名はノートルダム大聖堂といいます)を画家のモネが描いたことでも有名です。「町そのものが美術館」と称されるほど、 絵画のモデルになっている建築物もあり、美しい景観を楽しめます。 地元名物のカマンベールチーズやリンゴを使用したブランデーなどのグルメもおすすめ!
ルーアンはパリから電車で片道1時間半程。MAPは下記より。
以上、”パリから行けるフランスの素敵な街10選”でした。お気に入りの街は見つかりましたか?紹介した10ヵ所に限らず、フランスには素敵な街がたくさんありますので是非、留学中のお出かけの参考にしてみてくださいね!
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