ロンドンだけじゃない!イギリス地方都市のすすめ ブライトン編
イギリス=ロンドンを想像する方が多いと思いますが、実はロンドン以外にもイギリス留学におすすめな都市がたくさんあります。イギリスに長期滞在の経験があるISS留学コンサルタントがおすすめ都市をご紹介!今回はブライトン編です。
ブライトン(Brighton)って?
ロンドンから、電車で1時間強で行ける南部のリゾート地。ロンドンのSt.Pancras駅またはVictoria駅から、National Rail(鉄道)で乗り換えなしの1本。
※留学の場合は、ロンドンヒースロー空港より出迎えが含まれている場合が多いため、実際には電車で向かうことはありません。
留学におすすめな理由①学校の国籍割合がちょうどいい
「ブライトン」を聞いて、聞いたことがあるという方は少ないのではないでしょうか。ロンドン以外でも有名な都市オックスフォード、ケンブリッジ、マンチェスター、リヴァプールなどがありますが、ブライトンはまだ日本人の認知度が低いため、そもそも日本人が多くないです。一方、ブライトンのビーチと言えばヨーロッパでは超有名スポット。「休暇=ビーチでリラックス」が当たり前なヨーロッパ人にとって、イギリスで留学するならば自然とブライトンが選択肢に入ってきます。こうしたことから、日本人が少なく、ヨーロッパからの留学生が多くなることが多いです。
実際に、語学学校の国籍割合を見てみましょう!
St.Giles ブライトン校の2018年の国籍割合です。日本人はTOP10には入っていますが、僅か3%となっています。多いのは、スウェーデン・イタリア・トルコ・サウジアラビア・スペイン…と、やはりヨーロッパからの留学生が多くなっています。
日本人が多く、ヨーロッパからの留学生が多いのは良いことなのでしょうか?もちろん、日本人が多くいるメリットもありますが、できるだけ母国語を話さない環境を作りたいと考えているならば、これ以上ない環境と言えます。また、個人差はありますが、ヨーロッパからの留学生は日本人と比較するとスピーキングやリスニングが得意なことが多いです。英語と文法が似ていることや遠慮せず話す性格から、コミュニケーション力が高いので、日本人留学生にとっては良い刺激となるでしょう。
留学におすすめな理由②街がコンパクトで、ホームステイ先も近い
ブライトンの街は、とてもコンパクトです。Brighton駅から、ビーチエリア(Brighton Pier)まで徒歩20分程となっており、その間にショッピングエリアがあります。
可愛らしい雑貨店が並ぶザ・レーン、チャーチルショッピングセンターなど、お買い物を楽しめるスポットが密集しており、同じエリアにパブやレストランも多く連なっています。放課後、友だちとビーチでスポーツをしたり、カフェでお茶をしたり、ショッピングをしたりがしやすいです。1人でいるときに学校の友だちに誘われて合流、なんてことも簡単。
また、ホームステイ滞在の場合には徒歩で通えるorバス1本で通えるホームステイ先が多くなります。留学をする際に、これは結構大事なポイント。 ロンドンだと、ホームステイ先から地下鉄を乗り継いで1時間弱かかるなんてこともザラにあるので、夕食の時間や電車の時間を気にして思いっきり遊べなかった…という感想をいただくことがあります。学校の宿題や予習復習をしっかりやりたいという留学生にとっても、滞在先が近いに越したことはないですよね。
留学におすすめな理由③多様な価値観がある
実は、ブライトンはLGBTに寛容な街としても有名です。ブライトンの公式サイトVisit BrightonでもLGBT & Gay city,Brightonとして“Welcoming”な姿勢を示しています。 LGBTイベントとして、レインボーの旗を掲げたパレードが行われたり、同性同士の結婚を祝うパーティーがあったりと、多様な価値観を認める土壌がある土地であると言えます。
日本でも、当たり前に外国人が暮らしている都市部と、外国人を見かけること自体が珍しい郊外がありますよね。多様な価値観を受け入れる土壌がある土地だからこそ、日本人である留学生に対し、”Welcome”な雰囲気があると言えます。
留学におすすめな理由④ロンドンまで1時間強
冒頭でも述べましたが、ロンドン市内まで電車で1時間強で行くことができます。 ブライトン自体はさほど田舎ではなく、生活に必要なものはほとんど揃う大きな都市ですが、例えばイギリスのアーティストのライブに行きたい、ミュージカルを観たい、博物館や美術館に行きたい、古着のマーケットに行きたい、おしゃれなレストランやカフェに行きたい、趣味のコミュニティに参加したい…となった時、選択肢が多いのはロンドンです。
これを書いている私がイギリスの郊外で暮らしていた際、ロンドンに行くには片道2時間強かかりました。なかなか日帰りでは行く気がしない距離ではありましたが、それでも気合を入れてロンドンに行って1日遊んだ日にはまた翌日から頑張ろう!とリフレッシュできました。 いつでも都会に出られるというのは、皆さんの留学生活の支えとなることが多いです。 特に長期留学の場合、生活に慣れてきて中だるみしてしまう時期が必ずあります。午前の授業が終わったら午後にロンドンに行こうと考えてやる気を出すのも良し、滞在している街にはないコミュニティに参加して自分の英語力を試してみるのも良し。大都市ロンドンで、1人で遊んでいる!という感覚も大きな自信となります。国籍割合を考えると、程良く郊外がおすすめですが、都会にアクセスが良いか?という観点も重要です。
留学におすすめな理由⑤ブライトンを拠点に観光しやすい
飛行機で
イギリスで2番目に大きな空港である、London Gatwick Airportは、ブライトンから電車で30分の距離にあります。この空港、ヨーロッパ圏内への飛行機がたくさん飛んでいます!
例えば、London Gatwick Airport→フランスのパリに行きたい場合、日にちや予約のタイミングにもよりますが、Easy Jetという格安航空券(LCC)でおおよそ片道5,000~15,000円程で行けることも!飛行時間も1時間程。良いタイミングで予約ができれば、飛行機で早く、安く旅行ができます。ロンドンにいないとヨーロッパ旅行はしづらいと思われがちですが、ブライトンも穴場ですよ。
電車やバスで
上述のロンドンにも1時間強で行くことができますが、実はイギリス南部を楽しむのにブライトンは最適な場所です!
①白亜の崖!セブンシスターズ(Sevensisters)
ブライトンから2時間で行ける、白亜のチョークで出来た崖が有名なスポットです。海を隔ててフランス側から遠目に見ると、崖がまるで7人の姉妹のように見えたことから名づけられたそうです。数々の映画などにも使われているロケ地で、映画『ハリーポッターと炎のゴブレット』でクディッチの世界大会が行われていた場所です。
②絵本のような街並み!ライ(Rye)
今でも中世のような街並みを残していて、イギリスで最も可愛い街の1つと呼ばれているライ。ブライトンから電車で2時間程で行くことができます。徒歩だけで簡単に街散策ができるので、週末に日帰りで行くのもおすすめ。
③アランデル城(Arundel Castle)
11世紀に建てられ、今も小高い丘にそびえたつアランデル城。ブライトンから電車で1時間半弱で行くことができます。高い位置にあるので、サセックス地方の牧草風景を一望できるスポットとなっています。当時の貴族の生活の様子を覗き見することができ、見応え充分です。観光客にはあまり知られていないスポットなので、混雑することもあまりなく、おすすめです。
魅力あふれるブライトン、いかがでしょうか?旅行ではあまり行かないエリアだからこそ、留学の際には是非ご検討ください!
ブライトンのおすすめの学校はこちら
St Giles Brighton英語教師育成学校が前身のセントジャイルズは65年のノウハウと、トレーニングを受けた教師の質の高い授業に定評があります。2015年にはイギリスの栄誉ある賞、「Qu…