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ホームステイを楽しむために知っておきたい、3つの秘訣

ホームステイは、楽しみな反面、不安な気持ちもあるかと思います。知らない人と一緒に暮らすことですから、その気持ちを持つのは不思議ではありません。ただ、せっかく滞在するからには、ファミリーといい思い出を作りたいですよね！不安な気持ちを少しでもなくして楽しむための心構えが大切になってきます。そこで、オーストラリアに1年間滞在したISS留学コンサルタントがその秘訣をお伝えします。

①日本と比べないこと

今まで育ってきた環境とは違う文化・価値観を持っている人々と暮らすため、戸惑うことはあります。常識と思っていたことが通じないこともしばしば…。カルチャーショックを受け、ホームシックになることだってあります。

私のホームシックを解消するきっかけになったのが、日本の文化・価値観と留学先のそれらを比べているから起こることだと気づいたことです！
「日本人だったらこうしてくれるのに」「日本だったらこんな思いしないのに」という考えは捨てる必要があります。日本の文化が悪いということではなく、現地の文化・価値観に身を置くことによって、物事を多角的にみる力を養うことができ、異文化理解力も高まり、新しい考え方を身に着けることもできるため自分の成長に繋がります。郷に入っては郷に従えということですね。

②意思表示ははっきりと

日本では、相手の気持ちを汲み取ろうとする文化がありますが、海外ではそうはいきません。考えていることははっきりと伝える必要があります。

私はホームステイ中に、食事の中に苦手な豆が入っていたのですが、せっかく作ってくれているため嫌いだとなかなか言い出せずにいました。ただ、2日に1回ほど出てくるため毎回食べるのもきついし、残すのも失礼だと思ったためホストマザーに相談しました。すると彼女は「そうなの！？もっと早く言ってよ～今まで我慢して食べてたの？」と言ってくれました。伝える前には、つたない英語だとクレームにならないようにうまく伝えることができるか不安でしたが、勇気を出して伝えたことで、嫌いなもの他にあるかという話題から頻繁にコミュニケーションをとるようになりました。

ホストファミリーは、留学生と暮らすことが日常となっているため、家族の一員になるという意識が必要です。さらに英語を学びに来ている留学生を受け入れている側なので、英語がわからないということは理解しています。ファミリーの話していることを理解できるまで何度も聞き返すことがコミュニケーションを取ることにおいて重要になってきます。わからないことはわからない、嫌いなものは嫌いと伝える、疑問に思ったことは聞くことを心掛けることでファミリーとコミュニケーションが取れて仲良くなれるし、自分の英語力アップにもつながります。

③ファミリーのイベントには積極的に参加する

ファミリーと過ごす中で、日によってはファミリーからお出かけに誘われたり、外食に誘われることもあります。そのようなファミリーからの誘いは可能な限り参加することをオススメします。なぜなら、ファミリーと仲良くなるきっかけであり、観光では訪れないようなその国に住んでいる方だからこそ知っている場所へ連れて行ってくれる可能性が高いからです！

私のホームステイ先の家族は、子供が3人いたこともあり、滞在期間中に3回も学校行事に一緒に行かないかと誘われました。1回目は、あまり乗り気じゃなかったという理由で断ってしまいましたが、断ったことをとても後悔しました。

残り2回は行きたい！とアピールして参加しました。子供たちが通っている学校を見学できて、貴重な体験ができたことも思い出の一つですが、ホストマザーと2人で行ったため、2人で話す機会にもなり、お互いの家族のことや今まで受け入れた留学生などについてゆっくり話すことができたこともいい思い出です。

ホームステイにちょっとしたトラブルはつきもの

ホームステイは言葉・文化・価値観の違う家族と一緒に生活することになるので、ちょっとしたトラブルはつきものです。「何不自由なく留学を終えること」は珍しいことではないでしょうか。現地で生活をしていると、言いたいことが伝わらなかった、ファミリーが話しかけてくれない、など思うところがあると思います。その時に、ジェスチャーや言い方を工夫して伝えようとしたか？こちらから話しかけているか？部屋にこもりがちではないか？など自分の行動を振り返ると良いでしょう。せっかくのホームステイなのに不満を抱えて生活するのはもったいないですよね。ホストファミリーとの生活を楽しいものにするためには自分の考え方を変えて、行動に移す必要があります。日本ではできない経験となるので勇気のいることになるでしょう。ただ、その気持ち・行動が成長に繋がります。

自分1人で乗り越えるために頑張ろうという姿勢を持ちつつ、困ったときにはISSを頼ってください！