留学に携帯電話はどうやって持っていく?
今や生活に欠かせないものとなった携帯電話。留学時でも連絡をとるだけでなく道を調べたり、分からない単語を調べたり、写真を撮ったりと活用したいですよね。そこで留学の際携帯電話をどうやって持っていけばいいか。滞在期間別におすすめの持っていき方をご紹介します。
短期留学(1週間~3ヵ月)
日本で使用しているスマートフォンを持参
普段日本で使っているスマートフォンを持参しましょう。まずは事前に自分の契約しているキャリアを海外で使用した場合、通話料・通信料がいくらになるのかを確認してください。
通話は緊急時以外使わない
通話料は国やキャリアによっても異なりますが1分の通話で200円前後です。ただし通話に関してはそうしょっちゅう使うわけではないので、短期留学であれば通話は緊急時以外は使わない、という前提でよいでしょう。ちなみにスマートフォンは現地につくと自動で現地の回線につながりますので、緊急時使用したい時は特別な設定は不要です。(機内モードは解除しましょう)
フリーWiFiを利用する
インターネット通信はキャリアにもよりますが、ほとんどのキャリアが「海外パケット放題」というプランを1日3,000円前後で提供しています。ただし1日3,000円でも1週間もいれば3,000円×7日間=21,000円と結構な出費になってしまいます。そこでおすすめしたいのが、データ通信をオフにして、フリーWiFiのみ使用する。というやり方です。
語学学校ではほぼ全ての学校でフリーWiFiが使用できます。(一部使用できるエリアが決まっている学校もあります)
また、街中でもカフェ、レストラン、博物館、鉄道の駅、列車の中、観光案内所など無料で利用できるところが多くありますのでそれらを利用して通信費を浮かせることがおすすめです。
データ通信をオフにするやり方は機種によって様々ですが一般的に以下のような操作方法です。この操作をすることで現地で勝手に高額な通信料がかかることを防ぎます。この操作は必ず飛行機が離陸する前に行ってください。
過去にはこの操作をせずに現地でそのままインターネットを無制限で使用した結果、その月の利用料金が100万円を超えてしまったなんて例もあります!
モバイルWiFiをレンタルすることも
上記はフリーWiFiを利用する場合ですが、難点としては次のようなことが挙げられます。
・ホームステイ宅では使用できない場合がある
・いざ使いたい時にフリースポットがない場合がある
・メールアドレス等の個人情報の登録が必要な場合がある
ホームステイ宅ではWiFiを使用していても留学生には使用させてもらえない、または使用できても料金を取る場合もあります。そこで、いつでも使いたいという方はモバイルWiFiをレンタルしていくのがお勧めです。容量制限はありますが、1日1,500円前後でレンタルできるので日本のキャリアの海外パケットよりも安く利用できます。
ISSではJCNT社のWiFiルーターレンタルをご案内しています。
海外携帯レンタル Transfone×ISS (transfonerental.com)
SIMフリー携帯ならSIMカードもおすすめ
滞在が2週間以上であれば、海外使用のSIMカードを購入することもおすすめです。SIMカードを差し替えるだけなので、モバイルWiFiのように荷物が増えることもありません。SIMカードは日本でも現地でも購入可能です。ただし中高生のサマーキャンプなどは、滞在中に自由な時間が取れないことが多いので、SIMカードは日本で購入しておくことをおすすめします。
ISSでは海外携帯ICHIBAの海外SIMカードサービスをご案内しています。
「iss留学ライフ専用」海外SIMカードサービスのご案内 | 海外携帯ICHIBA (world-keitai.com)
スマートフォンをもっていない場合
ここまでは自分のスマートフォンを持参する場合でしたが、中には小学生や中学生で自分の携帯電話を持っていない方、または携帯電話は持っていてもスマートフォンでない場合もあると思います。そんな方には海外専用の携帯電話のレンタルをお勧めします。通話専用の携帯電話で1分あたり150円程度で使用できます。レンタル料は無料で通話した分だけ支払うものがほとんどです。
長期留学( 3ヵ月 以上)
現地の携帯電話を購入
長期で滞在する場合は現地の携帯電話を購入しましょう。メリットとしては以下のようなことがあげられます。
・長期的にみると費用が安く済む
・通信電波が強い
・現地の友人と同じキャリアを使えば使用料も節約
購入する携帯電話はプリペイド式や月契約、年契約など国やキャリアによって様々ありますので自分に合ったものを契約しましょう。日本で使用していた端末を使用してSIMカードのみ契約することも可能です。
日本の携帯は解約または休止
日本の携帯を休止または解約する際は、渡航前ではなく到着後、ご家族などに依頼して、現地の携帯電話をゲットしてから手続きをしましょう。
到着後すぐは学校までの行き方を検索したり、お店をさがしたりと調べることも多いので慣れているスマートフォンが手元にあると便利です。また、現地の携帯電話をゲットしたあと、あたらしい連絡先を日本の家族や友人に伝えることもスムーズにできます。
現地での携帯電話の購入、契約は現地提携オフィスでもサポートしています。