留学お役立ち情報

子どもと関わりたい方必見！チャイルドケアボランティアってどんなことをするの？

「チャイルドケアボランティア」と聞いて、どんなイメージを持ちますか？子どもたちと関われるから楽しそう！資格がないと難しそう！など色々とあると思います。
そこで、ISSの留学コンサルタントが実際にオーストラリアで経験した内容を踏まえてお伝えします！

そもそもチャイルドケアって何？

チャイルドケアとは、日本でいう保育園と幼稚園が一緒になったような施設（チャイルドケアセンター）で子供たちを預かり、成長のサポートをすることを指します。通っている子供たちは0～6歳で、年齢によってクラス分けされています。

ボランティアとして参加をすると、現地の方々と密に関わり、英語力の向上と文化体験を図ることが可能です。もちろん、現地の文化を吸収することも大事ですが、日本の文化を発信することも重要です！

具体的に何をするの？

配属されたクラスの子どもたちが安全に活動できるように、見回りをしながら一緒に遊び、先生たちの仕事のお手伝いをします。

例えば、砂場遊びをしている子どもたちと一緒に遊びながら、危ない遊びをしている子はいないか？喧嘩をしている子はいないか？と全体を見渡し、やってはいけないことをしている子がいたら注意します。
もちろん、“英語”で、“伝わるように”注意しなければいけません！

これがとても難しかったです。子どもたちは言語の習得途中で、持っているボキャブラリーが少ないため言い換えが難しいのです。私が通じるだろうと思って使っている単語が難しかったことで言いたいことが伝わらないこともありました。ここで語学学校の先生やホストファミリーに助けられていたことに気づきました…。このことに気づいてからは、子ども同士で使う英語を聞き取って繰り返し、短い文とジェスチャーを使って伝えるようにしました。工夫をする中で徐々に意思疎通ができるようになってきたときには、とても嬉しかったのを覚えています。

資格は必要？

チャイルドケアに関わる資格は基本的に必要ありませんが、中級以上の英語力はあるとより楽しめると思います。私の場合は、語学学校に8週間通った後、6週間のボランティアに参加しました。

留学先の都市によって申請方法は異なりますが、オーストラリアではWorking with children checkという手続きが必要となります。私が滞在していたクイーンズランド州では、Blue Cardというカードを保持していなければ、子供たちと関わるボランティア・仕事ができないのです！しかもこのカード、発効までに時間を要するので、計画的に動く必要があります。
※詳細は、参加するプランによって条件が異なりますのでご相談ください！

実際に経験してみて

このボランティアを通して、積極性の大切さを実感しました。
ボランティア初日、仕事内容や子供たちの日常の予定の説明があると勝手に思っていましたが、そのような説明や指示は全くなく始まったので、最初は戸惑ってしまいました。
「日本だったらこうしてくれるのに」という気持ちを捨て、自分から積極的に聞いたり、率先して掃除をしたりと、自ら動くことにしてからは、子どもたちや先生方と交流する機会が格段に増えました。日本とは違い、雰囲気で察してくれることはないので、困ったときには困った、わからない時にはわからないと聞くことが重要です！せっかくボランティアをしに来ているのに何もせずに立っていることになりかねません。周りの先生たちの行動を観察し、常に自分にできることはないか探し、積極的に動くことが求められます。

平日は毎日子供たちと過ごしていたため、話しかけてくれる子も増え、私が朝行くと名前を叫びながら走り寄って来てくれるようになりました。今後ずっと子どもたちの成長を見届けたいと思うほどでした。先生に相談してボランティア最終週には、日本語が入っている絵本を読み聞かせする時間を作ってもらい、楽しく子どもたちと過ごすことができていい思い出になりました。最終日には子どもたちから、絵と手紙を貰い、涙がでそうになりました。