ロンドンだけじゃない!イギリス地方都市のすすめ コッツウォルズ編
イギリス=ロンドンを想像する方が多いと思いますが、実はロンドン以外にもイギリス留学におすすめな都市がたくさんあります。イギリスに長期滞在の経験があるISS留学コンサルタントがおすすめ都市をご紹介。今回は、絵本の世界にタイムスリップしたような、中世の街並みが残るコッツウォルズ地方です。小さな村や街が多いのですが、コッツウォルズエリアに滞在して語学留学も可能なので、是非最後まで読んでくださいね。
コッツウォルズってどこにある?
コッツウォルズという言葉をご存じでしょうか?コッツウォルズとは街の名前ではなく、イングランド中央部に広がる丘陵地帯一体のことを指します。
特別美観地域に指定されていて、このエリアにある村や街はまるで絵本の中に迷いこんだみたい。中世の街にタイムスリップしたような気分になります。グーグルで検索すると「歴史的建造物がある風光明媚な田園地帯」となりますが、まさに風光明媚なイギリスの郊外らしい風景を堪能することもできます。コッツウォルズとは「羊の丘」を意味し、かつて羊毛産業で栄えたエリアでもあります。
そこで!絶対行くべき、コッツウォルズの可愛い村5選を紹介します。
①英国で一番美しい村、バイブリ―(Bibury)
コッツウォルズ地方の定番で、ガイドブックなどにもバイブリー村の写真が使用されることが多いです。かなり小さな村なので、30分もあれば見て回ることが可能。17世紀の家並みが点在しており、はちみつ色の家々が並ぶ姿はとってもかわいらしいです。
おすすめスポットは、The Swan Hotel。宿泊しなくても、レストランで食事をしたり、紅茶を楽しんだりができます。ホテル裏庭の池には名前の通り、白鳥が泳いでいます。
②はちみつ色の家々が並ぶ、カッスル・クーム(Castle Combe)
バイブリーと似た雰囲気ではありますが、もう少し「絵本の中に迷いこんだ」感が強い可愛らしい村。石畳の橋だったり、石造りの家に飾られた花だったり、歩いているだけで楽しいです。村には1つ、Castle Innというパブがあり、美味しいランチを堪能できるのでおすすめ。
③水の都、ボートン・オン・ザ・ウォーター( Bourton-on-the-Water )
村を横切るウィンドラッシュ川がアクセントになった村。上述の2つの村より規模は大きく、レストランやカフェ、お店も色々とあるので一日いても飽きないです。おすすめの過ごし方は、川を眺めながらぼーっとすること!夏はアイスクリーム屋さんがたくさん出ているので、アイスクリームを食べながらもいいですね。
モデル・ビレッジ(Model Village)
ボートン・オン・ザ・ウォーターの街並みを、ミニチュアで再現した小さなテーマパークがあります。本物そっくりな、はちみつ色の家々を俯瞰で眺められるので、結構楽しいです。入場料も£4.50(約500円)なので気軽に入れます。鬼怒川にあるテーマパークのような感じです(笑)
④ノスタルジックタウン、ブロードウェイ(Broadway)
ブロードウェイは、羊毛産業の中継ぎ地として栄えた街です。今でもハイストリートにはレストランやカフェが立ち並び賑わっている一方、美しい緑の丘はどこか懐かしさを覚えます。
ブロードウェイ・タワー(Broadway Tower)
特におすすめなのが、緑いっぱいの丘からブロードウェイの街を見渡せる、ブロードウェイ・タワー。高さ17メートルの塔となっているので、晴れた日には上りたい。
⑤映画ファン必見、レイコック(Lacock)
切妻屋根と古い木造住宅が並ぶレイコックは、村全体がナショナルトラストに登録されています。古い街でコッツウォルズの中でもそこまで有名ではなかったのですが、映画『ハリーポッター』のロケ地となってから人気大爆発!他の村とは少し離れた場所にあるのですが、訪れる人が多いです。上の写真の廊下、ハリーやロン、ハーマイオニーが話しながら歩いているシーンを覚えている方も多いのではないでしょうか?この回廊だけでなく、ハリーポッターの生家やゴドリックの谷もこの村で撮影されているそうです。映画ファンはワクワクしてしまいますね!
<番外編>ストラトフォード・アポン・エイヴォン(Stratford-upon-Avon)
コッツウォルズ地方ではないのですが、コッツウォルズとあわせて行きたい街、ストラトフォード・アポン・エイヴォンを紹介します。『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『リア王』などで有名な、劇作家シェイクスピアの生まれた街。シェイクスピアの生家やシェイクスピアの周りの人々のゆかりの地、劇場などがあります。シェイクスピアが活躍した16世紀にタイムトラベルできそうな街なので、時間があれば是非寄ってみてください。
必ず行きたい、シェイクスピアの生家
シェイクスピアが生まれた家が今も残っています。中世らしい木組みの家が特徴的で、内装も当時の様子が再現されています。裕福な家庭の出身だったようで、その広さに驚きます。
シェイクスピアの妻、アン・ハサウェイの家
シェイクスピアと結婚するまで実際に住んでいた家です。外見はとてもおしゃれな感じなのですが、かなり素朴な民家なのに驚きます。中は観光用にきれいになっており、お土産品なども売られています。素敵なガーデンは必見、イギリスのお庭を満喫できますよ。
ロイヤル・シェイクスピア劇場(Royal Shakespeare Theatre)
シェイクスピアが生まれた街だけあって、歴史ある劇団の拠点があります。日々、シェイクスピア作品を中心にミュージカルを上演しています。また、ミュージカルを観なくても、ガイド付きの劇場案内や展示室の見学ができます。イギリスの演劇に興味がある方はおすすめ。
コッツウォルズの魅力を紹介しました。イギリスらしさを感じられるコッツウォルズ、行ってみたくなりますよね。 コッツウォルズ地方、最大の都市であるチェルトナム( Cheltenham)に滞在しながら、紹介した村や街を巡ることができますよ。
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Inlingua Cheltenhamイギリスの昔ながらの風景が残る小さな村が集まった地域です。緑の広がる丘と「はちみつ色」のかわいらしい家が並ぶ風景はまるで絵本の中に飛び込んだかのようです。チェル…