失敗しない!ホームステイ滞在成功の秘訣
ホームステイが良かったかどうかが、留学の印象を大きく左右するといっても過言ではありません。ホームステイでつまづかないように、過去の先輩方の経験談から実際にあったエピソードと注意事項を紹介します。
洗濯
海外では一般的に週末に1回だけ洗濯するという家庭が多いです。業務用みたいな巨大な洗濯機で大量に洗濯をします。日本の洗濯機みたいに「優しく手洗いモード」みたいなものは存在しません。想像以上にパワーが強力なため注意が必要です。大切な服やシャツがぐちゃぐちゃになって、最悪破れてしまったということも聞きます。洗濯ネットを持参しましょう。
また、日本では洗濯ものを外に干す習慣がありますが、欧米では(国や都市にもよりますが)外に干す習慣はあまりありません。基本は乾燥機で一気に乾かします。ホストマザーが洗濯してくれるということで、お任せしていたら、乾燥機で乾かしたため、持ってきたシャツや靴下が「ぴっちぴち」に縮んでしまって着れなくなってしまったとうことも聞きます。親切でやってくれたことなので文句も言えないですよね。大切な服は自分で手洗いするなど、お気をつけてくださいね!
食事
食事は家庭によって出てくる料理も様々です。ファミリーのバックグランドによっても違います。フィリピン系のファミリーであればお米のごはんがでます。インド系のファミリーだと基本はカレー味だそうです。どの家庭の場合でも食べられない食事が出た場合はきちんと伝えましょう。伝えずに我慢して食べると、次の日も同じものが出てきたりします。量が多い、少ないなどがあった場合もその場でしっかりと伝えて解決するようにしてください。
欧米ではパンが主食だというイメージが強いと思いますが、意外と夕食にパンを食べる家庭は少なく、主食は「イモ」が多いという話を聞きます。マッシュポテト、フライドポテト、スイートポテトなどなど。つけあわせにポテトチップスが出る家庭もあります(笑)
日本とは食の文化が違いますから、柔軟に考えるようにしましょう。
朝はコーンフレークやパンなど好きなものを自分でとって自分で用意する家庭が多いです。昼のお弁当を持たせてくれるファミリーもあるのですが、これも日本のランチとは違います。サンドウィッチなども多いのですが、中には「リンゴ1個とスナック菓子」「バナナ1本とスナック菓子」だったり、「ニンジン1本とスナック菓子」ということもあるようです。日本と食事の感覚がちがいますね。
食事が合わないと大きなストレスになることもあるので、気になることがあったらどんどんファミリーに伝えて解決していきましょう!
入浴
お風呂の習慣も国々によって日本とは違います。基本はシャワーのみです。日本のようにお風呂にお湯をためて入る習慣はありません。オーストラリアなどの水不足の国ではお風呂の時間は「5分」などと決まっている家庭もあるようです。冗談だと思っていたら、本当にお風呂場に5分の砂時計が置いてあったということも聞きました。
郷に入っては郷に従えということわざもあるように、その家庭のルールをしっかりと守りましょう!
ホームステイは家庭によって千差万別
ホームステイの基本のお話しでした。ただ、ホームステイは家庭によって習慣も考え方も千差万別です。
一番大切なのは家族とのコミュニケーションです。文化や習慣が違うので、わからないことがいっぱいあることは当たり前です。そんな状況の中で、自分の考えや相手の考えを理解する姿勢。これがあれば言葉が通じなくてもうまくやっていくことができます。
違うことにストレスを感じるのではなく、違うことを楽しむ姿勢で、しっかりとコミュニケーションをとって、お互いのことを理解しながら生活することが、失敗しないホームステイ成功の秘訣です。