「学生ビザ or ワーホリビザ」どっちを選ぶ?目安は留学予算300万円
Q:長期留学を考えているけど、学生ビザで行けばいいかワーキングホリデービザで行けばいいか分からない。
これはカウンセリングにいらっしゃるお客様からよく質問をされます。
簡単に答えるなら、
A:予算が300万円あるなら学生ビザにしよう!
です。詳しく見ていきましょう。
学生ビザの場合
ビザ発給の条件は「学校に通っている期間、その国に滞在できる!」(※例外あり)ですので、留学期間中はずっと学校に通う必要があります。
学生ビザで1年間留学した場合の費用目安
学費:おおよそ月10万円×12ヵ月=120万円
滞在費:月5万円×12ヵ月=60万円(※シェアハウスなどで抑えた場合)
航空券:片道およそ10万円
海外留学保険:1年間で26万円
合計:216万円
現地での教材費、交通費、交際費、食費なども含めると、実際には300万円ほどかかるでしょう。
では、ワーキングホリデービザの場合はどうでしょうか。
ワーキングホリデービザの場合
ビザ発給の条件は「1年間の滞在期間のうち、学校に通う期間は3ヵ月~6ヵ月でOK!」(※国によって異なる)となります。
学生ビザとの大きな違いは、アルバイトができる・できないと考える方が多いのですが、実は、学校に通う期間が違うことが重要です!
ワーキングホリデービザでカナダに1年間留学(うち3ヵ月学校に通った)場合の費用目安
学費:おおよそ月10万円×3ヵ月=30万円
滞在費:月5万円×12ヵ月=60万円
航空券:片道およそ10万円
海外留学保険:1年間で26万円
合計:126万円
すでに、90万円の差があります!
さらに、学校に行く期間を除いた9ヵ月で「月間10万円」稼げるアルバイトをすれば、実質36万円となります。(※126万円 – 90万円)
ビザの前に予算を、予算の前に留学の目的を決めよう
ワーキングホリデービザで渡航すれば、実質かかる費用は50万円以下で済みましたという話もよく聞きます。
とはいえ、ワーキングホリデービザをすすめているわけではありません。300万円以上をかけてでも、しっかりと1年間学校に通い、勉強をする価値は充分にあるからです。
英語を話す機会のなかった方が、ゆっくりでも簡単な会話ができるようになるまでおよそ2~3ヵ月かかると言われています。
3ヵ月経って、ようやく簡単な会話が出来て、もう少し英語力を伸ばしたいのに!というところで学校は卒業、アルバイトの日々が始まったらどうでしょうか。
むしろアルバイトのほうが色々なお客さんと話したりするので、より実践的な会話練習になるのでは?という質問もよくありますが、ほとんどの場合、そうではありません。
飲食店でのアルバイトの場合、
・How are you?
・Are you ready to order?
・Would you like something to drink?
最初のうちは色々な表現を覚えて使っていきますが、お決まりの会話表現で成り立ってしまう場合も多く、アルバイトで必ず英語力が伸びる!とは断言できません。
ほかには、語学学校に1年間も通うなんて長いし、留学の意味がないという声も聞きます。途中で飽きてしまったり、伸び悩んでしまう時期があるかもしれません。
ですが、そうした長期で通う留学生のために、語学学校も工夫を凝らしています。たとえば、日常会話3ヵ月 ⇒ TOEIC対策 3ヵ月 ⇒ ビジネス英語3ヵ月 ⇒ インターン3ヵ月 というように、勉強の進捗に合わせて学ぶ内容を変えていくことができます。
学生ビザでの渡航は、ワーキングホリデービザでのそれと比べて何倍もの費用はかかりますが、しっかり勉強をする価値は充分にあります。
まずは予算、そして自分が何を目的に留学をするのかを考えながらビザの種類を決めてみてください。
ISSでは長期留学もワーキングホリデー留学もご相談いただけます。「自分に合っているのはどちらか」でお悩みの方は、ぜひ無料カウンセリングをご利用ください。
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