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中学生のための高校留学イギリスの
中学・高校教育制度

イギリスの学校では子どもたちのありのままを受け入れ、ひとり一人の長所と個性を伸ばしながら自立心や自信を育てます。スポーツや音楽、地域のボランティア活動への参加なども勉強と同じくらい重要視されており、大学受験だけに焦点を合わせるのではなく、「良い人生」を送ることができるような教育方針がとられています。
人々の生活の中に感じる伝統と格式、英語教育と高校でのさまざまな科目、イギリスの学校は国際的にも高く評価されています。

日本からの留学生の場合

留学生もGCSEを取り、GCE-Aレベルに進むことが通常です。日本の中学卒業後では、ちょうどGCSE試験課程にあたるので、年齢が1つ下の学年に入ります。
学校によっては留学生用のGCSEコースを開講しています。留学生用のGCSEコースでは授業の中で英語研修が取り入れられている場合があります。高校生になってからイギリス留学を考えた場合は、GCE-Aレベルからスタートすることになります。事前英語研修を行っても、イギリス人の生徒同様2年間でGCE-Aレベルを取ることが難しい場合は、3年がかりで取り組むことが可能です。

入学資格

イギリスの中等教育に入学するためには、まず自分の国できちんと教育を受けている必要があります。特定の資格試験に合格している必要はありませんが、英語や数学などの科目で、学校が用意した入学試験を受ける場合もあります。また、高校のあと大学進学を目指す場合は、GCE-Aレベルの試験に合格しなければなりません。

イギリスの学期

ターム制
9月 Term(1学期)
10月
11月
12月 Vacation
1月 Term(2学期)
2月
3月
4月 Vacation
5月 Term(3学期)
6月
7月 Summer Vacation(夏休み)
8月

イギリスの教育制度

(イギリスの教育制度は、地域や各学校、または公立・私立によって違います。場合によっては、その学校独自の制度をとっているところもあります。)

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中等教育

中等教育はSecondary School(またはSeniorSchool)と6th Formに分類されます。義務教育はSecondary Schoolと呼ばれている16才までとなります。義務教育が終わる時点でGCSE(General Certifi cate of Secondary Education)と呼ばれる全国統一試験を受験、合格して中等教育修了の資格を得ます。この試験は義務ではありませんが、進学や就職の際の選考基準となるので、ほとんどの生徒が受験します。いわゆる日本の高校にあたる16〜18才の間は6th Formと呼ばれ、進学に必要なGCE-Aレベル(General Certifi cate of Education,Advanced Level)の受験を目指します。

公立校と私立校

連合王国であるイギリスは、イングランド・ウェールズ・スコットランド・北アイルランドの4つの地域に分かれ、それぞれが独自の教育制度をとっており、日本のような統一的基準はありません。公立校と私立校では学年制度が異なることもあります。生徒は新学期が始まる前の8月31日時点での年齢に応じた学年に入ります。
イギリスの学校教育は公立校が主流ですが、保護者がイギリスで税金を納めていない限り、留学生は中等教育の段階では公立校に入学することはできません。
私立校はイギリス全土に約2,500校あります。このうち、約460校がPublic Schoolと呼ばれる名門進学校です。イギリスにおいて、Public Schoolは公立校を意味するのではなく、歴史のある伝統的な一部の私立校の総称です。イギリスの私立校の多くはBoarding Schoolと呼ばれる全寮制のシステムをとっており、約600校あります。

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