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高校生のための高校留学ニュージーランドの
中学・高校教育制度

ニュージーランドは高い教育の質を維持するために、さまざまな団体によって学校の品質や認定がおこなわれています。教育者によって「外国人留学生の生活保障に関する服務規定」が設けられ、留学生へのサポートシステムが確立されています。また各国からの留学生を受け入れており、アジア人に対する関心が高いことも特徴です。フレキシブルな入学態勢、また4学期制であることから、日本の教育システムからの留学がしやすい国の1つでしょう。

ESLについて

移民国家でもあり、留学生を積極的に受入れているニュージーランドでは、ESL(English as a Second Language)と呼ばれる英語を母国語としない生徒のための英語補習クラスが充実しています。ほとんどの学校がESLクラスを持ち、特に授業に使用される専門的な用語や言い回しの学習と、リポートや発言を主とする授業のスタイルに慣れることがESLクラスの目的です。週あたりのESLの授業時間、レベル数などは各校によって異なります。また学校によっては、留学生のための経済学クラス(ESL Economics)などのように、留学生に分かりやすいように配慮された他教科をもっている学校もあります。

NCEA全国統一試験

ニュージーランドでは、Year11〜Year13の生徒を対象に、学年の修了を証明する全国共通資格試験であるNCEA(National Certificate of Educational Achievement)が設定されています。査定は校内評価と学年末試験の結果の組み合わせによって判断されます。
NCEAのそれぞれのレベル(レベル1〜3)に合格すると、上級課程への進路の選択ができます。

ニュージーランドの学期

クォーター制
1月 Vacation
Term 1(1学期)
2月
3月
4月
Vacation(約2週間)
5月 Term 2(2学期)
6月
Vacation(約2週間)
7月
Term 3(3学期)
8月
9月
Vacation(約2週間)
10月
Term 4(4学期)
11月
12月
Vacation

ニュージーランドの教育制度

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中等教育

日本でいう高校は中等教育(Secondary School)に分類され、Year9からYear13(通常13才〜17才)までで、中学・高校の区別はありません。ニュージーランドではYear11〜Year13の生徒は各学年の"修了"を証明するNCEA(全国共通資格試験)を受けなくてはいけません。義務教育はYear11までとなっています。Year11になるとNCEAレベル1という義務教育卒業試験を受験します。この試験の結果は義務教育修了の資格として認められ、その後の進学の際に学歴として提出する必要があります。試験後はYear11で終了するかYear12,13へ進級するかを選ぶことができます。NCEAレベル3を取得すると、大学への進学が認められます。

公立高校と私立高校

ニュージーランドの高校のほとんどは、政府が設立した公立校です。男女共学校が大半で、男子校または女子校は約10%です。広範囲にわたるプログラムを導入し、自由でのびのびとした教育環境が整っています。1990年に公立高校への留学生受入れが制度化されて以来、多くの学校が積極的に留学生を受入れています。
私立高校は少数で、一般に教会や民間の団体が管理・運営しています。国の教育システムから独立した学校として設立されているので、NCEAに関する科目以外は生徒のニーズに応じた独自のプログラムを用意しています。留学生を受入れる学校は政府の登録を受けなければならず、受入れ校の多くは留学生のためのコースや専任のスタッフなどを配置しています。また、留学生の数や国籍に偏りがでないよう配慮されています。

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