Voice 留学体験談
国籍を超えた助け合い
小野田 美陽さん
PROFILE
ご職業 | 高校生 |
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国・都市 | アイルランド、ダブリン |
期間 | 3週間(2017年7月) |
学校 | アトラス ランゲージ スクール |
参加プラン | 毎日のお迎えで安心!アイルランドの首都 歴史と文化の街ダブリンで英語研修ホームステイ |
私のクラスメート
私はアイルランドのジュニアプログラムに参加しました。私のクラスは、スペイン、イタリア、ドイツ、オランダ、ベルギー、フランス、トルコ、ロシア、ウクライナ、サウジアラビア、ベネズエラ、オマーンなど色々な国籍のクラスメートがいました。授業では3~5人のグループで何かを考えて発表することが、日本とは違う面白い授業でした。英語の授業以外では、午後のアクティビティ、週2回イブニングアクティビティ、週1回のディスコ、その他の日は友達と近くのスーパーへ行ったり、8才のホストブラザーと近所の子どもたちと遊んだりして毎日楽しく過ごしました。
ホストファミリー
放課後は、毎日8才のホストブラザーの男の子とサッカーをしていました。家に囲まれた、小さな公園だったので、たくさんの子どもたちがいました。みんなと仲良くなって、鬼ごっこやケイドロなどをして遊びました。ホストマザーとホストマザーもとても優しくて、たくさん会話をしました。1週目の日曜日、ホストマザーの双子の姉と、ホストマザーの母とその姉妹と、4才のホストシスターと、そのいとこと、映画に連れて行ってもらいました。家族の一員になった気分にさせてくれました。その日は夕食も外食だったのですが、屋根ではなく、パラエルで、急に雨が降り出してしまい、傘をさしながら食事をしました(笑)ホストファミリーは本当に親切でした!実は帰りの飛行機に乗ってから、ホストファミリーの家に忘れ物をしたのに気付いたのですが、後日、日本まで送ってくれ、最後の最後までホストファミリーにお世話になり、たくさんの思い出が作れました。
国籍を超えた助け合い
私は最後の週に風邪をひいてしまい、元々、喘息があったので、咳がひどくなってしまい会話もほとんどできないような最悪の状態になってしまいました。その日はディスコのアクティビティだったのですが、帰りのバスの中でひどくなってしまい、咳が止まらなくなりました。バス停からはホストファザーがいつも迎えに来てくれているのでいいのですが、この日は、バス停まで渋滞もしていて時間がかかって大変でした。そんなときにウクライナの子に水がほしいと伝えると、その子が立ち上がり、「Listen! Please give her water! She is asthma!」とみんなに声をかけてくれました。そしてみんなが水をくれました。さらにスペインからグループで来ていた子が、「Miharu, are you OK? Stay here!」jと言って、バス停に着いた瞬間、ダッシュしていきました。その時は何をしているのか分かりませんでした。その子はマークというのですが、マークはすぐに戻ってきて水と吸入を届けてくれました。普段は日本の子のことをロシア語で何か言ってバカにしているんだと思っていたロシアの子も水を持ってきてくれました。みんな心から心配してくれているのが分かり、優しいなと思いました。次の日、お礼を言おうと思って日本のチョコレートを渡したのですが、みんなに「That’s nothing!」と言われました。ツンデレだなと思ったけど、本当は、みんなすごく優しいんだと思いました。その後は、のどに効くラムネみたいなものをくれたりする子もいたり、みんなにすごく心配されました(笑)私にとって本当に感動的な思い出ができました。