思い切って留学して良かった!

留学を決意

なぜ、その年令で留学しようと思ったのですか、と聞かれますが、不安だらけです。
英語がもともと得意だったわけでもなく、海外旅行にもほんの5,6 回友だちといったぐらい。でも、ISSの教室に行くと、皆が留学に向かって必死になっていました。ここでの友だちが背中を押してくれました。

ホームステイ

宿泊は、ホームステイにしました。ファミリーに相談にのってもらえると思ったからです。食事は一緒でしたが、シャワーやトイレはファミリーと別でした。首都バレッタにあり、学校にも5 分、バスターミナルまでも5 分という素晴らしい立地でした。
最初は、ファミリーの話していることもよく理解できず、どうなるんだろうと思いましたが、ファミリーはゆっくり話してくれて、話題も私たちに合わせてくれました。同じ日に入った2 人のポーランド人が同じ学校で、1人は同じクラスでした。いろいろ助けてくれました。英語力も一緒で、よくわからない同志で話して行きます。ポーランド語で話していたなと思ったら、気を遣って、英語になっていたのですが、少しもわからなかったりして…。2 人とも人柄がとても良くて、ゴゾ島1 日旅行や、お昼につきあってくれました。でも、言葉がわからなくて、失礼なこともしてしまいました。

語学学校

学校は、とてもしっかりしていたと思います。最初のクラスの先生は、心遣いが素晴らしく、わからない人への配慮がうれしかったです。最初はクラスメート4 人だけで出発しましたが、1 週間で帰る人、他のクラスから入る人など、出入りがありました。私も、最後の週は会話をしたいと、1 つ上のクラスに入れてもらいました。色んな国の人( イタリア、チェコ、リベリア、スロバキア。スペイン) がいて、聴きとれないこともたくさんありましたが、皆も同じように見えました。
すぐ、イタリア語に変わってしまい、注意されているイタリア人60 歳もいました。日本から来たおばあさんが、わからないことを言っても、うん、うん、とうなずいてくれました。郊外での学習の日もありました。忘れられない日です。先生のおすすめのコーヒー店へ行ったり、マルタの裏通りで、素敵なところも教えてもらいました。授業は12 時半で終わり、午後は観光に行きました。英語はあまり芳しくないので、観光は楽しもうと張り切りました。マルタはたくさん見どころがあります。コンサートもよく開かれていました。観光も堪能しました。一度、スコールで、近くのバスに飛び乗り、冒険みたいなこともしました。

留学に行って良かった!

この留学での収穫は、どの国の人も良い人ばかりということ。ひとりも嫌な人に会いませんでした。開けっぴろげな感じのイタリア人やスペイン人もちゃんと心遣いをしてくれ、助けてくれます。何人はこうとか、決めつけてはだめと肝に銘じました。
英語力の上達は、もっと長く留学しなければならないかもしれません。でも、思い切って留学して良かった、と大満足しています。世界中の若い人たちが、教養もやさしさももち、自分のスキルを高めるために努力しているなと感じました。日本の若者もがんばれとエールを送りたいです。