Voice 留学体験談
海外留学で大事な友だちができました!
西山 恵里佳さん
PROFILE
ご職業 | 社会人 |
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国・都市 | カナダ、トロント |
期間 | 24週間(2018年8月) |
学校 | インターナショナル ランゲージ アカデミー オブ カナダ トロント校 |
参加プラン | 長期英語研修ホームステイ |
日本人以外の親友ができた!
私の一番の思い出は、英語を通して国外に大切な友だちができたことです。入学日当日、不安と緊張の中、ブラジルの女の子に出会いました。その子はすごくフレンドリーで、会ったばかりの私にいろいろな質問をしてくれました。でも、その時は上手く英語が話せず、Yes かNo しか言えませんでした。答えてあげたいのに話せないもどかしい気持ちになった時、その子が「英語上手だね!私の英語を理解してくれて嬉しい!」と言ってくれました。できないことを否定するのではなく、いまできていることを認めて受け入れてくれた彼女の優しさに、本当に救われました。それからは、彼女が帰国するまでの間、毎日一緒に放課後を過ごし、勉強も一緒にしました。週末はダンスパーティーに参加し、ダンスを教えてもらったり、ニューヨークに一緒に旅行したこともありました。私が日本に戻ったいまも、毎週テレビ電話をして連絡を取り合っています。留学して彼女に会えたから、できない自分を恥ずかしいと思うのではなく、活力にして学校の授業にも積極的に参加できました。わからないことを聞いたり、発言すること
に抵抗がなくなりました。できないことができるようになる楽しさを感じて、充実した留学生活を過ごせました。今年のプランは、7月にブラジルに行き、その友だちの家に泊まる予定です!
日本人はシャイ?
「日本人ってシャイだよね」 留学中に何度も聞いたフレーズです。同じアジアの韓国や台湾、ベトナムなどの国の人は言われないのに、どうして日本人だけそう思われてしまうのでしょうか。何がその原因なのか考えてみました。まず、初めましての挨拶の表情が硬い、そして、おどおどして見える。英語に自信がもてないから、こうなってしまうのは仕方がないと思います。私も気持ちがわかりますし、そこでの挨拶が上手くできなくても、
日本人の優しいところや礼儀正しいところを、他国の人はちゃんと受けとめてくれます。問題だと思ったのは、その後、相手の挨拶の後にある握手やハグを日本人が拒んでしまうことです。そばから見ていて、拒まれた相手の方は悲しそうだったり、その後、日本人にボディタッチするのが怖くなったと言っていた人もいました。これを聞いたり見たりして、私はすごくもったいないなと思いました。どの国の人だってシャイな人はいるし、日本人全員がシャイなわけではありません。でも、ハイタッチを求めたのに無視されたら嫌な気持ちになりませんか。これに近いことを外国の方にしてしまっているのではないかなと、現地での学校生活を通して思いました。上手な英語を話すことを目指す前に様々な国の文化を知り、そのやり方を受け入れて欲しいです。それだけで、もっと簡単に多くの人と知り合い、友だちになれる機会がぐっと増えると思います。