留学経験のおかげで自分の強みに気付けた

コミュニケーションを重視

以前から学生期間中に留学を経験したいと考えていて、大学の友人からの紹介をきっかけに、ISS留学ライフを利用させていただきました。国際色ある環境の中で、好きな教科である英語に触れたかったのと、文法や語彙力を鍛えるというよりも、コミュニケーションをとることに焦点が置かれている語学学校に通いたいと考えていたので、カウンセリングの際にそのような特色のある学校を何校か紹介してもらい、最終的に「ILSCブリスベン校」で学ぶことに決めました。実際に、公式のSNSアカウントが投稿する活動内容を見た際、先生と生徒との距離がとても近そうだと感じたので、沢山コミュニケーションを取りたいという自分の性格にも合う授業形態だと思い、選ばせていただきました。

自由奔放で日本好きな明るいマザー

ホームステイに関しては初めての経験ということもあり、最初はとても不安だったのですが、ファミリーとルームメイトに温かく迎え入れてもらい、コミュニケーションを沢山とりながら現地の文化や豆知識を教わったり、また私自身も日本の文化や価値観を共有したりと、とても充実した時間を過ごすことができました。

ホストマザーはフィリピンの方でとても明るく、自由奔放で、いつもエネルギーをもらっていたので、毎日がとても濃くて楽しかったです。料理に関しては、マザーが作ってくれる春巻きがとても美味しくて思い出に残っています。また、マザーが日本好きだということもあり、お米料理や、味噌汁が食卓に並べられることもありました。休日は現地の観光地やマザーお勧めのレストランに連れて行ってくれました。ホストマザーと、マザーの友人と、ルームメイトと1時間半程かけてゴールドコーストに行った日は、マザーたちが自由すぎるが故、現地の海を満喫できたのは2分だけでしたが、今では思い出です。

夏のオーストラリア留学のオススメ

学校終わりに、オーストラリアの伝統的なお祭りである「EKKA」にクラスメイトたちと行きました。幅広い種類の食べ物が屋台で売り出されていて、ジェットコースターや観覧車などの乗り物もあり、夜になるとライトアップがとても綺麗で、雰囲気だけでも楽しむことができました。日本では感じることのできない、海外特有の魅力が詰まったお祭りで、どこの景色を切り取っても写真が映えるような場所でした。私が参加した日は、花火やスポーツカー、バンドのショーがあって、どれもダイナミックで圧倒されました。夏季にオーストラリアでの留学を検討されている方には、ぜひ体験してほしいです。

留学で気付けた自分の強み

自分がこれから就職活動をする際に、視野が広がっていたらいいな、という気持ちで留学生活を望んでいたのもあり、まだ、将来のビジョンといったものは漠然としていますが、今回初めて経験した留学を機に、自分は関わってくれる周りの人たちを笑顔にさせることが好きだということに気づきました。普段の生活で常に場を明るくさせようと考えていたことが多いと実感し、それは私自身の強みでもあるなと、自分の中で新しい発見ができるきっかけになりましたし、直接的に自分の留学経験を活かせるような企業に就きたいかどうかはまだわかりませんが、これから就職活動を行う過程でも、そのような発見を増やしていくことで、視野を広げて様々なことに取り組むことができるはずだと思っています。

日本とは異なるバスの乗り方に苦戦

滞在先から語学学校まで、バスで1時間かけて通っていたのですが、オーストラリアのバスはとても速くて、乗り物酔いすることが多かったです。また、日本のバスとは異なり、次の到着点を知らせるアナウンスがないため、自分でバスのアプリを見ながら降りる地点の把握をしておく、というのが必須でした。慣れないうちは少し不安でしたが、徐々にコツを掴めたので毎朝バスの運転手さんと挨拶をすることさえも日々の楽しみになっていました。