一生の思い出になったモントリオール留学

モントリオールでは想像以上にフランス語が飛び交っていたことが、フランス語が理解できない私にとって大変でした。例えば、レストランのメニューは英語がなくフランス語のみだったり、街の標識もほとんどがフランス語だったりしました。バスや地下鉄のアナウンスもフランス語のみの放送で、トラブルで電車が停まった際にも何が起きているのか分からず、困りました。しかし、メニューの内容や何が起きているのかをその都度英語で尋ねる必要があった分、英語力や度胸の面で成長できたと思います。

素敵なルームメイトとの出会い

コロンビア人のルームメイトと、その彼女のアルゼンチンの子と仲良くなり、楽しい時間を沢山過ごしました。公園や博物館など色々な場所に遊びに行ったり、ゲームやローラースケートをしたりしました。帰国日は飛行機の時間の関係で夜中に家を出る必要がありましたが、その時間までおしゃべりしたりチェキを撮ったりしながら一緒に過ごしてくれました。最後にサプライズでメッセージカードやプレゼントをくれて、素敵な友達ができて本当に幸せ者だと感じました。

モントリオールで印象に残ったこと

教会でのキャンドルライトコンサートが印象に残っています。アラジンや美女と野獣などのディズニー映画の曲が、バイオリンとチェロで演奏されました。キャンドルの幻想的な雰囲気が曲調と合っていて、とても美しかったです。留学期間が残り少なかったこともあって、演奏を聴きながら沢山のカナダでの楽しかった出来事が思い出され、こんな素敵な場所に来られて良かった、と感動しました。

滞在中の思い出

学校の友達とケベックシティへ日帰り旅行に行ったことです。私の大好きな韓国ドラマの「トッケビ」のロケ地巡りをしました。一緒に行った韓国人やブラジル人の友達もトッケビのファンで、ドラマに出てきた場所を自分達の目で見られた時には、みんなで大騒ぎしました(笑)。ケベックシティは特にヨーロッパ色が強い街並みが多く、住んでみたいと思うくらい素敵な場所でした。

大変だったことも…

シカゴでの乗り継ぎに失敗し、空港で14時間も立ち往生したことです。アメリカの入国審査に長蛇の列ができており、飛行機の時間をスタッフに伝えても優先的に通してもらえることはなく、自分の番の時には既に最終搭乗時刻を過ぎていました。振り替えてもらった便は次の日の昼だったため、空港で長時間待つことになりました。貴重品を持っているため寝ることもできず、食事や空港内の散策で時間を潰しました。体力的にもかなり大変でしたが、最初に困難を乗り越えた分、その後の留学中も多少大変なことがあっても、問題なく過ごすことができました(笑)。

担当へのメッセージ

短い準備期間であったにも関わらず、様々な面でサポートして頂き、本当にありがとうございました。6週間の短期間でしたが、モントリオールという素敵な場所を紹介して頂いたこともあり、充実した時間を過ごすことができました。コロナで留学を諦めかけていましたが、行くことができて本当に良かったです。一生の思い出になりました。