Voice 留学体験談
【Co-op留学】ビジネス系
AYANOさん
PROFILE
ご職業 | 大学生 |
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国・都市 | カナダ、バンクーバー |
期間 | 48週間(2021年9月) |
学校 | コーナーストーン インターナショナル コミュニティー カレッジ オブ カナダ |
参加プラン | International Business Management Diploma ※前半600時間のアカデミック(専門授業)+後半600時間の有給インターン(Co-op) |
ISS留学ライフの留学アンバサダー制度を使って、カナダ留学中の大学生・AYANOさんの体験談です。
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<出発前>
2021年9月の出発を目前に、今のお気持ちをうかがいました。
留学に行くなら、大学3年の今が最後のチャンス!?
小さい頃、親の転勤で海外で数年過ごし、「異文化」や「日本の文化にない視点の考え方」に興味をもったことがきっかけです。学生のうちに長期留学をしたいと考えていましたが、高校生までにそのチャンスがなかなかなく、大学進学の理由の半分は在学中の長期留学でした。しかし、2年生も3年生もコロナ禍で留学プログラムはことごとく中止…。就職活動を本格的に見据え始めた頃、これからどんな大人になりたいか?と考えた時に、「日本以外でも働けるような大人になりたい、そのためには日本以外ことをもっと詳しく知る必要がある」と思い、在学中、最後の留学チャンスである大学3年生の今しかない!と決心しました。
ISS留学ライフを選んだ理由
ISS留学ライフを選んだ理由は、費用を出してくれる両親からの安心と信頼を得られたからです。数少ない、国の認可を受けている留学会社としての認証を得ていること、出発前の準備や渡航後の現地で相談できる環境が整っていること、緊急時連絡が24時間日本語できること、などです。また教育サービスを提供するZ会のグループであったことも理由の1つのようでした。
私個人の理由としては、相談前から「カナダでCo-op留学がしたい」と決めてから相談しており、自分が希望した内容の留学ができる学校との提携があったことと、ISS留学ライフさんで実際にCo-op留学をした生徒さんの体験談が載っており、「ISS留学ライフさんでなら、私がしたい留学が叶うかもしれない」と思えたからです。
留学先に、カナダを選んだ理由
カナダの留学プランを選んだ理由は、3つあります。
1つ目は、Co-op留学のプランを扱っていたこと。
留学を考えていた初期の頃、普通に語学学校に1年間も通うのは自分にとってベストではないと漠然と感じていました。そこでユニークな留学プログラムはないかな…と探していた時、ちょうど就職にも悩んでおり、自分に特技や、働くのに活かせそうなスキルがないことがコンプレックスでした。そんな中、見つけたCo-op留学は「海外で、英語で、働くスキルを学べる上に現地でインターンもできる」。今の自分に足りないところを補うのにぴったりだ!と、思いました。
2つ目は、予算内で一番長く滞在できると判断したこと。
Co-op留学の特徴は、「座学の授業を受けた時間分だけインターンができることと、条件付きながらもWork Permit(就労許可)が得られること」です。語学留学は語学学校に通っている間のビザしか下りないため、長く居たければそれだけ授業料がかさみます。しかし、Co-op留学の場合、授業料は実質、前半の座学分だけで語学留学より安く長くいれます。また、普通カナダに語学留学や学生ビザできた場合、Work Permitがないためアルバイトをすることができません。しかし、Co-op留学はWork Permit付きのビザのため、現地で働くことができ、生活費を賄うこともできます。
最後に、治安の良さとコロナ対策に積極的に取り組んでいる国であること。
この点は、私以上に親が気にしている部分でもありました。カナダは治安が良いと有名です。また、このご時世もあり、コロナ対策にも積極的に取り組んでいることは、親も留学を前向きに考えてくれると思ったからです。
出発前の今、英語の勉強をしながら、不安も感じる日々
出発前の今(8月下旬現在)、日本からオンラインでESL授業(英語の授業)を受けて、Co-opのプログラム開始前に渡航する予定で準備を進めています。そんな中で思うことは、ESL授業を受ける機会があって良かったなということです。書く、話す、読む、聞くをグラマー中心に満遍なくやるのですが、日本の授業スタイルとは違って、ひたすら先生と会話のキャッチボールをしながら授業が進みますし、2~3人でのグループワークやプレゼンが短いスパンで行われます。海外の学校がどのようなスタイルで授業が進むのか、他の国からの生徒と授業を受けるとはどのようなことなのか、を知れるすごく良い機会だと実感しています。
反面、現地生活への不安感もあります。これまではわくわくした気持ちが勝っていたのですが、渡航が現実味を帯びてくると、初めての土地で一人誰も知り合いがいない中で生活したことがないので急に不安がこみ上げてきています。なので、現在は既に現地にいる学校の他の日本人生徒さんと話したり、同じような留学をしている人からSNSから情報を得たり、日々変わるカナダのコロナ対策の情報にアンテナを張って心を落ち着かせています(笑)
<留学2ヵ月目>
2021年11月初旬、留学生活がスタートして1ヵ月ちょっと経ったころのお気持ちをうかがいました。
カレッジの授業は難しいけれど慣れてきました
カレッジの授業は、だいぶ聞き取れるようになってきました!ただ、聞いたこともない単語が聞こえて全然分からないということもあります。途中で質問をすることもありますが、毎回止めるわけにはいかないので、わからない単語や言い回しをメモしておき、後で調べるなどしています。
クラスメイトは30人以上いますが、そのほとんどが日本人です。年齢の割合としては、半分くらいが大学生です。他の留学生はラテン系(南米)からの学生が多いです。このラテン系の方々はとても積極的で、どうしてもシャイな日本人とは異なります。自分1人が黙っていたとしても授業は進むので、 「何も発言しなければ、何も話さないで終わることもできちゃう」と感じています。
企業のCEOにインタビューをする課題
企業のCEOなどに対し、ビジネスメールを送り、「どうやってそのポジションをGETしたのか」をインタビューする、という課題がありました。とりあえず、知っている企業のお問合せフォームなどからどんどんメールを出してみるも、もちろんほとんど返事は来ません。返事が来なくてがっかりする学生もいましたが、カレッジの先生は「返事が来なくたって損をすることはないから!」と言ってくれるので、とりあえずメールを出したり、 返事が来るように工夫を凝らしました。
返事が来なくても「良い経験」として、最終的にほとんどの学生は知り合いのツテ、バイト仲間の紹介などを利用してインタビュー相手を探します。私は、日本でインターンをしていた会社のCEOに依頼をしました。友だちも自分が働いていたNGOで見つけたと言っていました。そしていよいよ、明日1回目のインタビューを行う予定です!
インターン探しは苦戦の予感
周りにいる日本人の大学生は、あまりインターン先を見つけられていないことも多いなと感じています。どうしても、社会経験のある社会人の方との差を感じることもあります。
アルバイトの求人自体は沢山あるので、選り好みさえしなければ見つけることが可能です。また、最低時給がおおよそ15ドルということもあり、チップもあるので、暮らしていくのに困ることはありません。
私は、日本では無印良品でアルバイトをしていたので、バンクーバーの無印でインターンができないかと考えています。また、スターバックスなどのチェーン系のカフェなども視野に入れています。スタバはチップがないので、普通のレストランのほうがチップの分を稼げるけれど…という悩みを抱えている子もいます。アルバイトやインターンの上限時間は決まっているので、できるだけチップを稼ぎたいという子もいます。稼いだお金で、できるだけたくさんカナダやアメリカを旅行したいという子もいます。一方でチップはいらないから、ちゃんとした企業でしっかり働く経験をしたいという子もいます。大事なのは「カナダで自分は何がしたいか」を考えて、目的に合ったアルバイトやインターンを探すことかなと思います。
思っていたよりずっと良かった、ホームステイ滞在
ご飯が美味しくないとか、家庭のルールが厳しいとか、ビジネスライクとかをよく聞いていたので、ホームステイに期待をしすぎないようにしていました。そのせいもあるかもしれませんが、思っていたよりもずっとホームステイ滞在の居心地が良く、楽しく過ごせています。
私の滞在しているホームステイ先は、中学生の息子さんがいるフィリピン系カナディアンの家庭で、他にブラジルからの留学生もいました(今はもう帰国されました)。かなり自由に過ごさせてもらっていて、ご飯も美味しいし、たまに日本食っぽいメニューも出してくれたりと本当にありがたいです。今度、ホストマザーの誕生日に、皆で一緒にリンゴ狩りに行く予定です。
ホームステイ滞在はあと2ヵ月半の予定です。シェアハウスを見つけるため、そろそろ動き出さないと……と考えています!