Voice 留学体験談
キャンパスの芝生の上でおしゃべりした時間は宝物
柴田 藍さん
PROFILE
ご職業 | 高校生 順天高校 |
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国・都市 | イギリス、ロンドン |
期間 | 3週間(2016年8月) |
学校 | LAL ロンドン校 |
参加プラン | イギリス(ロンドン)英語研修ホームステイ |
ホームステイ先での出会い
初めての海外旅行となる私にとって、パスポート取得から荷物の準備も、何もかも1からのスタートでした。知らないことばかりでしたが、不安よりワクワクする気持ちの方が大きかったです。ロンドン到着後、ドイツ人の女の子が2人同じホストファミリー宅で過ごすことがわかりました。英語がスラスラ話せる2人に気後れしてしまい、ホストファミリーに初めて会う時もひどく緊張してしまいました。でも、英語がほとんど話せないのを2人は気遣って話しかけてくれ、バスで一緒に通学する際も助けてくれました。優しい気持ちにふれて、仲良くなることができました。帰国後の今でも、What‘s App で連絡しあうほど仲良しです。ホストファミリーはファーザーとマザーが共働きでしたが、留学生の受け入れは慣れていて、とても居心地良く過ごさせてもらいました。何よりマザーの手料理が美味しくて!夕食が楽しみでした。
学校の授業
英語力でクラス分けされ、1クラス10人程で先生が出すテーマに生徒がみんなで発言していく形式でした。初めは簡単なものからで、例えば「漢字」がテーマの時は、私の名前は漢字でどう書くの? と興味津々で聞いてくれるので、期待に応えようと頑張りました。クラスメイトは、ほとんどがヨーロッパからの留学生でした。サウジアラビアやウクライナの、日本ではほとんど会う機会が無い国の友達もできました。先生はもちろんですが、留学生同士でも英語を話す機会を大切にしてくれるので、どんなにたどたどしくても丁寧に話を聞いてくれました。
ロンドンでの全てが良い思い出
学校のアクティビティでは、クラスのみんなで博物館、美術館、宮殿、マーケットに出かけました。みんなで同じ振りを何度も踊ったディスコや、St. Mary’s college のキャンパスの芝生の上で、色々な国の同年齢の友達との他愛無い会話の時間が大好きでした!憧れのイギリスは、英語の本場で美しい街並みと、のどかな風景も思った通り。帰国直前どうしてもT シャツが買いたくて、ハードロックカフェまで付き合ってくれたウクライナの男の子と、あまりにも時間がなくて喧嘩して仲直りしたこと。今も懐かしく、また行きたくなります。
最後に
今回の留学は、トビタテ!留学JAPANに合格し、語学とパラリンピック発祥の地でボランティアを学ぶことが、私の大きな目的でした。そのために何ヵ月もかけて現地調整に尽力して下さったISSのスタッフ、ISSロンドンオフィスのスタッフの方に感謝しています。17才の今しかできないこの体験は、どんな時も私の背中を押してくれるものになりました。また留学したいと思っています!
担当スタッフより
藍さんの頑張りを見ていて、絶対にトビタテ!に採用されるだろうと思っていたのですが、やっぱり見事合格◎イギリスのパラリンピック発祥の地であるスタジアムと病院に訪問し、「英語でインタビューをしてきました!」と帰国した際の笑顔は最高でしたね!藍さんのこれからも楽しみです。
現在の様子(2021年3月)
ホームステイ先で出会ったドイツ人の2人とは、5年経った今も仲良しです。2人に会いに、1人でドイツにも遊びに行きました!高校生で短期留学を経験し、たくさんの留学生と出会ったことで「もっと英語力を高めたい」「もっと色々な価値観、文化と触れ合いたい」と思いが強くなりました。どんな大学に行こうか迷っていましたが、留学生が半分以上いて、英語で授業を受けられる“立命館アジア太平洋大学”はピッタリでした!実際大学に入って、国際色豊かな環境に身を置くことができてすごく充実しています。スタッフの半分以上が外国人という大学のカフェテリアでバイトをしたり、モンゴル人やベトナム人とルームシェアをして暮らしたり…価値観や文化の違いがあり、毎日とても楽しいです!大学以外でも、スポーツイベントを行う学生団体の活動でラオスに行ったり、スペインでバッグパッカーをしたりと、海外が前より近くなった気がします。学生団体の活動では、少しずつ英語を使ってやりとりをするような仕事を貰えるようになりました!