Voice 留学体験談
ニューヨークで語学勉強もインターンも経験
Sさん
PROFILE
ご職業 | 社会人 |
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国・都市 | アメリカ合衆国、ニューヨーク |
期間 | 15週間(2020年8月) |
学校 | ニューヨーク ランゲージ センター ミッドタウン校 |
参加プラン | ニューヨーク長期留学 |
2020年8月より、アメリカのニューヨーク留学に出発したお客様(S様)の留学記をお届けします。S様は、語学学校NYLCに15週間、語学学校Rennert Internationalに20週間(英語授業12週間+インターン8週間)に通われました。
担当をした、東京支店の比嘉です。コロナ禍での留学となり、語学学校は対面授業とオンライン授業の組み合わせとなりました。通常通りに行かないことも多い中でも、ニューヨーク生活を楽しんでいらっしゃる様子をお送りいただいてますので、是非参考にしてください☆
出発前
ISS留学ライフを選んだ決め手は、「通常の留学ビザとは異なる、F2ビザでも通える学校を探してくれたこと」「10代の頃に利用していたZ会のグループ会社だったこと」の2つでした。また、出発予定の半年ほど前から、週1でマンツーマンの英会話スクールに通っていました。出発直前は、ISS留学ライフでの渡航者特典のマンツーマンレッスンを追加し、準備をしました。家ではなかなか勉強できなかったですが、ネットで24時間配信されている英米のニュースや語学学習動画を見るようにしていました。
語学学校 NYLC でのオンライン授業について
パンデミックに伴い、最初のころの授業はほぼすべてオンラインで実施されました。先生はフレンドリーで博識な方で、アメリカの政治や歴史についてよく話してくださったり、20人という大人数でのオンライン授業にもかかわらず、1人ひとりに声をかけてコミュニケーションをとってくださいました。クラスメイトは、比較的英語が話せて文法も理解している方が集まっていて、 結構進むのが早いので、今は何とか頑張ってついて行っている状況です。 最初のレベル分けテストで、advancedクラス(上級)となったので、そのせいかもしれません。
授業の内容はテキストのほか、ポッドキャストを使ったディクテーション、新聞記事の読解など毎回工夫されていました。特に、毎回授業のはじめに各生徒が1つ単語をピックアップして意味を説明するという課題があり、時事英語やスラングなど、活きた英語を学ぶいい機会でした。
ただ、オンラインのため会話をする機会は限られていると感じます。 他のクラスメートは授業中チャット機能も駆使して先生やほかの生徒とコミュニケーションをとっていますが、 まだそのような余裕がないので、いずれそういった方法も活用できたらいいなと思います。 私個人的には日本でもWeb会議が苦手で、発言のタイミングがつかめないほうなのですが、いずれ慣れるかもしれません。 また、今のところ1日あたり14名ほどが参加していますが、 カメラをつけているのが4名くらいしかいないので、不思議な雰囲気です(笑) また、名前を見る限りでは日本人が一番多いのが意外でした。
語学学校 Rennert International での授業について
Rennertの授業で特に英語力向上につながったと感じる点について2点あげたいと思います。
1点目は、ネイティブスピードの動画(インタビューなど)を字幕なしで2~3回聴き、聞き取れた内容について自分の言葉で話す練習をできたこと、2点目は、授業で取り上げた単語やフレーズを使ってその場で英作文をし、先生に添削していただけたことです。
インプットとアウトプットの両方を練習することで、自分の考えを英語で伝える力がついたと感じています。Rennertでは最初はオンライン授業でしたが、段階的に対面授業に移行し、2021年5月中旬には100%対面授業になりました。
授業の内容はオンラインと対面で大きく違いはありませんでしたが、やはり対面となったことで直接クラスメートと話すことができるようになったのは大きな変化だったと思います。仲良くなったクラスメートとは、近くのブライアントパークで一緒にお昼を食べたり、授業後や休日に一緒に買い物やお茶をしたりし、ニューヨークを離れた今も時々連絡を取っています。
インターンシップについて
インターン先は、映画やドラマのロケ地ツアーを企画販売している会社です。もともと映画が好きなので、コロナ禍でインターンを受け入れている会社が少ない中、このような会社に出会えたことに大変感謝しています。
仕事の内容は、企画のプロモーションのお手伝い(営業先リストの作成やチャリティイベントの広告手配等)やオンラインイベントの準備などでした。
特に印象に残っているのは、オンライン開催のトリビアクイズイベントの質問と回答を0から作成させていただけたことです。実際に観たことのないドラマについて何十問と質問と回答の選択肢を練るのは大変でしたが、企画商品の一部として形に残るものを作れたことはとてもいい経験になりました。
また、会社の創業者で現在も代表を務めている方(2児のお母さまです)から直接仕事の指示をいただく環境だったことも、貴重な体験でした。
コロナ禍での留学・海外生活について
渡米するまでは、ビザを取るのも時間がかかったり、入国できるかどうか大変不安でしたが、実際にニューヨークで生活をしてみると思っていたよりも不便なことはなかったと感じます。私のような短期滞在であっても、米国市民と同じようにワクチンも接種することができ、そういう点で、ニューヨークという街の懐の深さを実感しました。
また、コロナ禍の影響でインターンシップ体験がほとんどリモートワークだったことは少し残念でしたが、コロナ禍で確実に既存商品の売上が下がる業種の会社であっても、オンラインで参加できるイベントやガイドツアーなどの商品を
スピーディに企画し販売していく姿勢を間近に見ることができたのは、この時にしか得られない経験だったと感じています。
クリスマスの様子
ブラックフライデーのセールだったため、市内のMacy’sというデパートに行ってきました。メインエントランスではないのですが外観写真を撮りました。入場制限まではされてませんでしたが、思ったより人が多かった印象です。また、2週間前に撮影したものですが、ブライアントパークのウィンターヴィレッジの写真を撮りました。私はスケートができないので滑っていませんが…ニューヨーク市内も感染者が増えてきていますが、現時点では日常生活には支障はない状況です。(2020年12月)
私は実はイギリスの街並みが好きなのですが、ニューヨークや東海岸には近代的な建物だけでなく、 ヨーロッパ風の古い建物もたくさんあります。 私と同じような方で留学を検討されている方にも そういった点をおすすめしたいです。
ニューヨークらしい街並みの写真もお届けします。