Voice 留学体験談
ボストンのピーターパン
淵 友親さん
PROFILE
ご職業 | 社会人 |
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国・都市 | アメリカ合衆国、ボストン |
期間 | 4週間(2013年10月) |
学校 | FLS International Fisher College |
参加プラン | アメリカ(ボストン)英語研修 |
語学学校での生活
学校の候補はいくつかありましたが、街の中心にありアクティビティが面白そうだったのでFLSに決めました。初日はオリエンテーションとレベルテストがありました。出発前にISSの無料英会話に1ヵ月程通ったり、高校生用の文法参考書を勉強したりして準備をしましたが、英語のテストを受けるのは20数年ぶりのことでした。その後、学校周辺のガイドツアー、記念写真撮影、昼食を終え、再び学校に戻るとクラス発表がありました。レベルは9段階ある中の6でした。FLSのカリキュラムは1年間を4週毎に区切ってプログラムされています。私はちょうど良いスタート日に入学したのですが、火曜日にクラスを入れると他のクラスメートや授業内容などは前週から継続されており、目を白黒させながら送れずについていくのに必死になりました。毎日宿題があり遅刻にも厳しい学校でした。FLSには大学や大学院の入学を目指す学生が多く、その厳しさを理解しました。一方でちょうどブラジルからの留学生が2週毎に20人程入学してきて残念なことにロビーはポルトガル語が蔓延していました。アクティビティは毎日行われ、週末に翌週の内容が発表されます。美術館や博物館、図書館訪問や観光名所への案内、食事会など種類は様々でした。
ハロウィンでピーターパンになる!
10月31日はハロウィンでした。学校では昨年の写真が貼り出され、コスチュームコンテストへの参加呼びかけがありました。若い人たちに混じって英語の学習をしている自分は年を取らないピーターパンのようだと考え、ホームステイ先の近くの商店街を歩き回り、帽子と短剣を購入しました。コンテストはお祭り騒ぎでした。自己アピールでは様々な意味を込めて”You can fly!”と叫びました。
ホストファミリーとの思い出
ホストファミリーは学校から地下鉄で30分程離れた住宅街に住むご夫婦でした。ホストマザーは23年の在日経験があり、ご主人は日本人でした。お子さんは2人とも独立されており、二人暮らしの家庭でお世話になりました。ホストマザーは毎晩夕食後1時間ほど英語で会話をしてくださいました。学校のこと、その日の出来事、日本文化や日本人の起源、考え方など私が話しやすいテーマで会話をしました。ご主人は理科が得意で模型の水素自動車や望遠鏡での月面観察など興味深いお話を伺えました。料理が得意でご主人が作られる毎日の夕食が楽しみでした。滞在最終日にドライブに連れて行ってもらいました。公園にもなっている大きな墓地が高台にあるのですが、そこからはボストン市街が一望できます。更に展望塔に上がると360度の風景を見渡すことができました。ホストマザーの先祖が眠る別の墓地へ行ったり、以前住んでいた場所、勤務先の日本女子大学ボストン校などを訪れ、楽しいドライブでした。