高校留学体験談

学校では日本人は私1人だけでした。授業では全て英語なので初めの頃はなにもわからずかなり苦しかったけど、クラスメイトが本当に優しくて、ノートを写させてくれたり、先生の言っていることをわかりやすく説明してくれたりなど本当に助けられました。

フォトグラフィの授業では各スポーツの写真を放課後や授業中に撮りに行きました。写真を撮るだけでなくコーチやプレイヤーにインタビューもしました。とても素晴らしい経験になりました。写真や動画を曲に合わせて繋げ、学校のYouTubeにアップをしました。授業を通じて多くの人と仲良くなり、楽しく授業を受けることができました。

私は日本でバスケットボールをプレーしていたので、カナダでもバスケットボールをプレーしたいと考えてきたところに、バスケ部の顧問から是非入部してみないかと誘いを受けました。入部してみて思ったことは、まず日本人と違い背がみんな高かったことです。私は試合でプレーした際、シュートブロックをされることがあったけど、先生の指導で3ポイントシュートが得意になり点を稼ぐことができました。

シーズン最後の大会ではチームみんなで州3位の成績を収めることができました。チームメイトも私をすぐ仲間に入れてくれてとても楽しく練習していました。日本ではなかなかできない経験なのですごくいい思い出です。

学校では留学生用のプログラムがあり、他の国の留学生と交流する機会が月に何度かありました。アイスホッケーや、フットボールの試合を見に行ったり、バーベキューをしたり、たくさんのアクティビティがありました。そこで、スペインやブラジルなど他の国の子とも仲良くなりました。他国の言葉も教えてもらいました。アクティビティ以外でも放課後一緒に毎日ジムに通ったり、週末に出かけたり、パーティーをしたりと、とても充実していました。

留学生だけで遊ぶのではなく、カナダ人の子達も混ざり色々な話が出来てとても楽しかったです。様々な国のファッションや食文化も学ぶことができていい経験になりました。

ホームステイ先ではホストファザー、マザーと2人のホームシスターと一緒に過ごしました。ファザーはジョークが好きで毎日朝から夜まで笑いが絶えませんでした。そしてマザーはとても料理が上手で、毎日凝ったディナーを作ってくれました。

時には日本の料理を作ってくれたり、食後にデザートのケーキなどを作ってくれました。シスター達とも一緒に出かけたり、その日の出来事を話したりとても充実した生活が送れました。

ある日ファザーに外に出てみな、と言われて出たところ空を見たらオーロラがありました。山奥などでしかみられないと思ったけれどまさか家の外で見られたのはとても驚きました。本当に初めての経験で感動しました。

毎週末にはファミリーの孫3人がきてまだ小さい子達なのでトランポリンをしたり、カードゲームをしたり公園に遊びに行ったり、とても賑やかで1日も飽きない生活でした。初めはとてもホームシックになっていたけど、ファミリーの支えで日本に帰りたくないと思うほどとても楽しかったです。